特許
J-GLOBAL ID:200903035311303248

保護排水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-005110
公開番号(公開出願番号):特開平8-232244
出願日: 1996年01月16日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【課題】 ダムや同様の流体構造物を保護し、且つ流体構造物の本体内の水を大気圧にて凝結させ排水することにより効果的に脱水する。【解決手段】 流体構造物10またはその一部の不浸透性の乾燥状態若しくは水面下の保護カバーを構成する保護排水装置に関する。少なくとも一つの参照線を保護すべき表面領域11に設け、各シート材の一側縁部を参照線に整列させつつ表面領域11を覆うように不浸透性のシート材を配置し張ることにより保護カバーを構築する。その後、シート材12は機械的な固定手段13、20、21、24によって流体構造物の表面領域11の縁部へ水密に接続され固定される。
請求項(抜粋):
ダムや同様な流体構造物のコンクリート本体(10)中の水から保護し、該水を排水する保護排水装置であって、大気圧の空間(26)が、前記保護カバー(12)と保護すべき前記流体構造物のコンクリート本体(10)との間に設けられ、該空間(26)内の水を大気圧にて放出する保護排水装置において、例えば水浸透性材料を介在させることで前記表面(11)から離間して前記保護カバーを配設することにより前記空間(26)を提供すると共に、弾性を有する合成耐水性シート材である前記保護カバーが蒸気遮壁を構成するように、前記保護カバー(12)を張って該保護カバーを前記コンクリート本体(10)の表面(11)へ固定する固定手段を具備しており、前記保護カバー(12)が周囲環境によって温められたときには、前記コンクリート本体(10)から前記空間(26)へ蒸気の状態で水が移動することにより前記コンクリート本体(10)から水が放出され、前記保護カバー(12)が低温の周囲環境により冷やされたときには、蒸気が前記保護カバー(12)の冷えた表面で凝結し、該凝結した水が前記空間(26)に集められ、互いに対し離間して設けられた通路部材(13)を具備する非圧縮通路手段(13,14)によって前記空間(26)から凝結水を外方へ放出する通路手段(13)を具備しており、上記通路部材(13)は、前記コンクリート本体(10)の表面(11)に個々に設けられ、且つ鉛直に延びることを特徴とする保護排水装置。
IPC (2件):
E02B 7/00 ,  E02B 3/16
FI (2件):
E02B 7/00 Z ,  E02B 3/16 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-247809
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-247809

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