特許
J-GLOBAL ID:200903035316547986
ループ式通信システムの回線障害検出方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257757
公開番号(公開出願番号):特開平5-102991
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】ループの障害を検出して端末装置にその障害を迅速に通知することができ、端末装置を障害に巻き込むことを回避できるループ式通信システムの回線障害検出方式を提供する。【構成】端末装置間に割当てるループを周回するフレーム中のデータ通信領域のチャネルに回線確立領域を設け、パス接続時に発呼側が”1”を出力し、着呼側が”0”を出力し、回線確立領域の値が一致した場合、相手側の端末装置が障害に巻き込まれたものと判断し、端末装置に回線障害が生じたことを表示する。
請求項(抜粋):
制御局を含む複数の局が伝送路を介してループ状に接続され、前記制御局が、フレーム同期を確立するための同期領域と、前記伝送路に接続された局間で制御情報を送受するための制御領域と、前記各局に接続する端末装置間の信号を送受するためのデータ領域と前記端末装置間の回線の確立を確認する回線確立領域とからなる複数のチャネルを含むフレームを前記伝送路に周回させる手段を備えたループ式通信システムにおいて、前記各局は自局の接続する前記端末装置の回線接続要求を前記制御領域を介して前記制御局に送信し、前記制御局は前記制御領域を介して受信した回線接続要求に対して前記チャネルを割当て、回線接続応答とともに前記チャネルを割当てる2つの局に異なる回線確立値を送信し、回線接続応答および回線確立値を受信した局は端末装置間の信号を前記データ領域を介して送受し、回線確立値を前記回線確立領域に送出し、受信する回線確立値を常時監視し、送信した回線確立値と受信した回線確立値との一致により、チャネルを設定した相手局が回線障害によりループを離脱したことを検出することを特徴とするループ式通信システムの回線障害検出方式。
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