特許
J-GLOBAL ID:200903035324134305

車両用発電機の電圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-319381
公開番号(公開出願番号):特開平9-019079
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成によって複数種類の出力電圧を発生させる安価な装置。【解決手段】 制御電圧設定回路31の制御電圧を上位制御装置4からの制御信号によりトランジスタ313によって切り替え、電圧調整回路32はトランジスタ313がオンの時に低電圧に、オフの時に高電圧に発電機2の出力電圧を調整する。上位制御装置4より高電圧と低電圧とに交互に対応した連続して変化する制御信号を送出してトランジスタ313をオン/オフさせると、発電機2の界磁電流はインダクタンスによる時定数を有しているため、トランジスタ313の切り替えが速いとオン時間とオフ時間との時間比率に応じた高電圧と低電圧との中間の電圧が発電機2の出力電圧となる。制御電圧設定回路31は、端子30の2つの制御信号についての判別ができるものでよいため、回路構成が簡単で安価になる。
請求項(抜粋):
車両に搭載された内燃機関によって駆動される発電機の出力電圧を第1の出力電圧に調整するための第1の制御電圧と、前記発電機の出力電圧を前記第1の出力電圧より低い第2の出力電圧に調整するための第2の制御電圧とが設定可能であり、前記第1の制御電圧に対応する第1の制御信号または前記第2の制御電圧に対応する第2の制御信号が外部より入力されると、その制御信号により前記第1の制御電圧または前記第2の制御電圧を選択して設定する制御電圧設定手段と、前記発電機の出力電圧を検出し、前記制御電圧設定手段に設定された前記各制御電圧に基づいて前記発電機の界磁電流を断続制御することによって、前記発電機の出力電圧を前記各制御電圧に対応する前記各出力電圧に調整する電圧調整手段と、前記発電機の外部に設けられ、前記発電機の出力電圧を決定し、決定された出力電圧に応じて前記第1の制御信号または前記第2の制御信号を前記制御電圧設定手段に送出する制御信号送出手段とからなる車両用発電機の電圧制御装置において、前記制御信号送出手段は、前記発電機の出力電圧を前記第1の出力電圧と前記第2の出力電圧の間になる中間の出力電圧に設定する中間電圧設定手段と、前記発電機の出力電圧を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段の検出電圧と前記中間の出力電圧に対応する電圧とを比較し、該比較結果に基づいて前記第1の制御信号と前記第2の制御信号とを交互に切り替えて、前記発電機の出力電圧を前記中間の出力電圧にフィードバック制御する制御信号切替制御手段とを有することを特徴とする車両用発電機の電圧制御装置。
FI (2件):
H02J 7/16 A ,  H02J 7/16 X
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 車載発電機の発電制御装置および方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-063203   出願人:株式会社日立製作所, 日立オートモテイブエンジニアリング株式会社
  • 特開昭60-016195
  • 特公平1-027401
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