特許
J-GLOBAL ID:200903035325929662
重質油燃料焚きボイラの集塵灰と排脱排水の混合処理方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-260333
公開番号(公開出願番号):特開平8-117552
出願日: 1994年10月25日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 オリノコタールなどの重質油を燃料とするボイラの集塵灰と排脱排水の処理方法に関する。【構成】 ボイラの排ガスの集塵灰と排脱排水とを混合し、還元剤を添加して5価のバナジウウムを4価のバナジウムに還元し、水酸化マグネシウム及び/又はアンモニア水を添加してpHを3〜9として生成した高濃度バナジウム含有沈殿物を分離し、分離液はさらに水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを添加してpHを9〜12として蒸留しアンモニアを回収する各工程により構成されてなることを特徴とする重質油燃料焚きボイラの集塵灰と排脱排水の混合処理方法。【効果】 廃棄物の減容化と有価物の回収ができ、安定した運転が可能である。
請求項(抜粋):
重質油を燃料とするボイラの排ガス煙道に設けられた集塵装置にて回収した集塵灰と湿式排煙脱硫装置から発生する排水とを混合し、5価のバナジウムを4価のバナジウムに還元する還元剤を添加する混合工程と、前記混合工程で得られる混合液に水酸化マグネシウム及び/又はアンモニア水を添加してpHを3〜9とし、生成した高濃度バナジウム含有沈殿物を分離する固液分離工程と、前記固液分離工程から出る分離液にさらに水酸化カルシウム又は酸化カルシウムを添加してpHを9〜12とするpH調整工程と、前記pH調整後の液を蒸留して濃縮する蒸留工程と、該蒸留工程で発生する蒸気を凝縮させアンモニア水を回収する凝縮工程とから構成されてなることを特徴とする重質油燃料焚きボイラの集塵灰と排脱排水の混合処理方法。
IPC (5件):
B01D 53/50
, B01D 53/77
, B01D 53/34 ZAB
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00
FI (4件):
B01D 53/34 125 R
, B01D 53/34 ZAB
, B09B 3/00 ZAB
, B09B 3/00 304 G
引用特許:
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