特許
J-GLOBAL ID:200903035327523060
シクロオレフィンブロック共重合体およびそれらの製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-030022
公開番号(公開出願番号):特開平5-339327
出願日: 1993年02月19日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 特にフェースプロモーターとして有用なシクロオレフィンブロックコポリマーの提供。【構成】 2以下になるポリマーブロックの分子量分布Mw/Mnにおいて、モノマー/コモノマー比が少なくとも10%だけ変化するかまたは追加の重合可能なモノマーがモノマー中へ計量供給されるような方法で一度またはそれ以上の回数で反応条件を変えることによる、好ましくは、ノルボルネンのような多環式オレフィンとエチレンのような非環式オレフィンとを共重合させることからなるシクロオレフィンブロックコポリマーを得る方法。
請求項(抜粋):
使用されたモノマーの全量に関して、0.1〜95重量%の次の式I、II、III、IV、VまたはVI:【化1】【化2】(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、同一または異なり、水素原子またはC1〜C8アルキル基である。そしてこれらのさまざまな式における同一の基について異なった意味を有することが可能であるものとする。)の少なくとも1種類のモノマー、使用されたモノマーの全量に関して、0〜95重量%の次の式VII:【化3】(式中、nは2〜10の数である。)のシクロオレフィン、および使用されたモノマーの全量に関して、0〜99重量%の次の式VIII:【化4】(式中、R9、R10、R11およびR12は同一または異なり、水素原子またはC1〜C8アルキル基である。)の少なくとも1種類の非環式オレフィンを、温度-78〜150°Cおよび圧力0.01〜64バールで、共触媒および次の式XI:【化5】(式中、M1はチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオビウムまたはタンタルであり、R14とR15は同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C10アリール基、C6〜C10アリーロキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C10アリールアルキル基、C7〜C40アルキルアリール基またはC8〜C40アリールアルケニル基であり、R16およびR17は単核または多核の炭化水素基であって、中心原子M1とサンドイッチ構造を形成することができるものであり、R18は次の式:【化6】=BR19、=AIR19、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2、=NR19、=CO、=PR19、または=P(O)R19(ここでR19、R20およびR21は同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10フルオロアルキル基、C6〜C10アリール基、C1〜C10アルコキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、C8〜C40アルアルケニル基またはC7〜C40アルキルアリール基であるか、またはR19とR20、またはR19とR21は各々の場合においてそれらを結合する原子と環を形成する)であり、そしてM2はケイ素、ゲルマニウムまたはスズである。)のメタロセンから成る触媒の存在において重合させ、そして、各々の場合において、ポリマーブロック形成に関して常に、2以下の分子量分布Mw/Mnにおいて、反応条件をモノマー/コモノマー比が少なくとも10%だけ変化するかまたは式I〜VIIIの追加の重合可能なモノマーをモノマーまたは複数のモノマー中へ計量して導入するような方法で一度またはそれ以上の回数で変える、シクロオレフィンブロックコポリマーの製造方法。
IPC (2件):
C08F297/06 MRG
, C08F 4/622 MFH
引用特許:
前のページに戻る