特許
J-GLOBAL ID:200903035328001997

エレベータの待客人数検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-228889
公開番号(公開出願番号):特開平6-072650
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 ホールでの待客が少ないか若しくはいない場合にも、的確に待客数を検出して、基準階への引き戻し制御の誤作動を防止できるエレベータの待客人数検出装置を提供することを目的としている。【構成】 演算手段において、第1カメラでの待客数のデータが予め設定された人数値より少ない場合には、第1カメラでの待客数のデータのみによりエレベータ全体の待客数とするように構成されている。【効果】 ホールに待客がいない場合には、ホール入口付近の外側での待客数が検出されずキャンセルされる。そのため、ホールには待客がほとんどいないか又はいないにも拘らず、ホール入口付近の外側を通行している人をも待客として検出することが確実に防止される。これにより、基準階への引き戻し制御の誤動作が防止されて、他の階でのサービスの悪化が防止される。
請求項(抜粋):
エレベータホール内での待客を撮影する第1カメラと、ホール入口付近の外側の待客を撮影する第2カメラと、第1及び第2カメラで撮影した待客をそれぞれに応じた待客数のデータに変換する変換手段と、第1カメラでの待客数のデータを、予め設定された人数値と比較する比較手段と、第1カメラでの待客数のデータが予め設定された人数値より多い場合には、第1カメラでの待客数のデータに、第2カメラでの待客数のデータを加算してエレベータ全体の待客数とする一方、第1カメラでの待客数のデータが予め設定された人数値より少ない場合には、第1カメラでの待客数のデータのみによりエレベータ全体の待客数とする演算手段と、を具備することを特徴とするエレベータの待客人数検出装置。

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