特許
J-GLOBAL ID:200903035337259387
孔食深さ算出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332076
公開番号(公開出願番号):特開平10-170469
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 熱交換器又は配管等の局部腐食による孔食(侵食)深さを、当該設備の運転、通水を休止することなく、非破壊にて精度良く算出することができる孔食深さ算出方法を提供する。【解決手段】 熱交換器10の流入側ヘッダ11と流出側ヘッダ12との間に32本の伝熱チューブ13が配設されている。流入側ヘッダ11には、冷却塔14で冷却された水がポンプ15によって供給される流出側ヘッダ12からの水は、配管17に設けられた局部腐食モニター16を経て冷却塔14へ送られる。各局部腐食モニター16の栓体22と前記伝熱チューブ13とがリード線25で導通され、このリード線25に電流計26が設けられている。電流計26の検出値から腐食生成物の日々の抵抗係数を求め、伝熱チューブ13の孔食深さを計算する。
請求項(抜粋):
水系媒体に接する熱交換器又は配管等の金属部材の孔食深さを算出する方法であって、該水系媒体と小孔を介して連通する液溜部と、該液溜部内の液と接するように設けられた前記金属部材と同材質の金属片とを備え、該金属片の前記液溜部内の液と接する面の面積が前記小孔の開口面積よりも大きいモニター装置を用い、該金属片と前記金属部材とを電気的に接触させて、両者の間に流れる電流を測定して金属部材の孔食深さを算出する方法であって、予め前記金属部材の腐食反応の抵抗係数を求めておくと共に、前記金属部材に複数の前記モニター装置を設け、各モニター装置の電流値及び前記金属部材の腐食反応の抵抗係数に基いて前記金属部材の腐食生成物の抵抗係数を求め、該腐食反応の抵抗係数と、腐食生成物の抵抗係数と、前記金属部材と水系媒体との接触により生じる電位差とに基いて孔食深さを算出する孔食深さ算出方法において、各モニター装置の電流値を所定時間毎に検出し、この電流値によって前記腐食生成物の抵抗係数を求めるようにしたことを特徴とする孔食深さ算出方法。
IPC (3件):
G01N 27/26 351
, G01N 27/00
, G01N 27/20
FI (3件):
G01N 27/26 351 K
, G01N 27/00 L
, G01N 27/20 Z
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