特許
J-GLOBAL ID:200903035342740824
ボールペン
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-174925
公開番号(公開出願番号):特開平8-020185
出願日: 1994年07月05日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 粘性の低いインク又は剪断減粘性を有したインクを太径の軸筒に充填したボールペンであっても、インクの直流及び逆流と上向き筆記、衝撃後の筆記掠れを防止可能とする。【構成】 先軸の先端にボールペンのチップを、先軸の後方にインクが充填された軸筒を圧着してなるボールペンであって、スプリングの先方で先端ボールの後端を押圧して、先端ボールがチップ抱持部の内縁に密接されてインクの直流と逆流が防止され、軸筒先端内孔にボール受け座を、先軸後端内孔に所要数のリブを設け、軸筒先端内孔に先軸を圧着して相互間に弁室を形成し、弁室内にボール弁を遊嵌して上向き筆記でボール弁がボール受け座に密接して後方の大容量のインクヘッドを支えて、例え先端ボールの密接状態が不完全であってもインクの逆流を防止すると共に、上向き筆記、衝撃下のチップ内への空気巻き込みを抑制して筆記掠れを防止可能とする。
請求項(抜粋):
先軸の先端にボールペンのチップを、先軸の後方にインクが充填された軸筒を圧着して成るボールペンであって、チップ内孔にスプリングが内挿されてスプリングがチップ後端より抜出不能に設けられ、スプリングの先方でチップ先端部に回転自在に抱持された先端ボールの後端を押圧して、先端ボールがチップのボール抱持部の内縁に密接されてインクの流出が阻止されるものに於いて、軸筒の先端内孔の後端にボール受け座とインク収容部に連通して導孔が形成され、一方、先軸の後方軸部でその後端内孔前方の周壁に所要数のリブを形成し、更に内孔前端の前方がチップ後端に開通して設けられると共に、上記軸筒の先端内孔に先軸の後方軸部が圧着されて相互間に弁室が形成され、弁室内にボール弁が遊嵌されてチップ上向きでボール弁がボール受け座に密接し、チップ下向きでボール弁がリブの端部に当接してリブとリブの間に形成される隙間よりインクがチップ内孔に疎通可能に構成されたことを特徴とするボールペン。
IPC (2件):
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