特許
J-GLOBAL ID:200903035348322943

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-140360
公開番号(公開出願番号):特開平8-006573
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】加速度センサ1からの信号101を増幅する入力アンプ141と、マイクロホン2からの信号105を増幅する入力アンプ151、それに、スピーカ3に出力信号を与えるパワ-アンプ5のそれぞれに、マイクロプロセッサ43からゲイン切替指令信号107、108、109を供給し、センサ信号101、車室内音圧信号105のレベル変動に応じてゲインを可変制御するようにしたもの。【効果】騒音(エラー信号)による信号105や振動による信号101のレベルが大きく変動しても、A/D42、52の入力ゲイン及びD/A44出力後のパワーアンプ5のゲインが信号レベルに応じて可変されるので、コントローラ内部の制御演算の(ビット当りの)分解能が常に最適であるように保たれ、制御効果が低下せず、且つ入力ゲイン切替の前後で、2次音のスピーカ音量が不連続に変化しないようにでき、常に的確な騒音の抑圧を得ることができる。
請求項(抜粋):
所定の空間内の音をエラー信号として検出するための少なくとも1個の音響-電気変換手段と、前記空間内に所定の音を生成するための少なくとも1個の電気-音響変換手段と、制御すべき騒音と強い相関を持つ信号を参照信号として検出する少なくとも1個の物理量-電気変換手段と、所定の評価関数を最小にするようにして前記参照信号から2次音制御信号を生成する少なくとも1個の適応フィルタを有する適応信号処理手段とを備え、前記2次音制御信号を前記電気-音響変換手段に供給することにより、騒音に対して同一の振幅で逆位相の2次音を前記空間内に生成し、波形干渉により騒音を打ち消すようにした能動型騒音制御装置において、前記適応信号処理手段に入力される前記エラー信号のレベルを制御する第1の入力ゲイン可変手段と、前記適応信号処理手段に入力される前記参照信号のレベルを制御する第2の入力ゲイン可変手段と、前記2次音の出力レベルを制御する出力ゲイン可変手段とを設け、前記第1と第2の入力ゲイン可変手段の少なくとも一方により信号レベルが制御されたときには、そのレベルの増減方向と反対の方向に前記出力ゲイン可変手段による出力レベルが増減制御されるように構成したことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  F01N 1/00 ,  G10K 11/16 ,  H03H 21/00
FI (2件):
G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 J

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