特許
J-GLOBAL ID:200903035349548040
高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-020397
公開番号(公開出願番号):特開2004-232011
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】自動車用鋼板等として有用な、引張り強さ(TS)980N/mm2級の高強度と伸び(El)15%以上の高延性を具備すると共に健全なめっき品質を備えた合金化溶融亜鉛鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】この合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、C:0.1〜0.3%,Si:1.5%以下,Mn:0.5〜3.0%,P:0.04%以下,S:0.03%以下,Mo:0.1〜0.3%,残部Feからなる鋼スラブをA3変態点以上で熱延し、冷間圧延後、Fe系プレめっきを施したうえ、焼鈍処理および溶融めっきを実施し、ついでめっき層を合金化処理する工程を経て製造される。強化元素(Nb,Ti等)の省略により延性低下を回避すると共に、強化元素の省略に伴う強度不足をMoの適量添加により補償し、高張力と高延性とを具備せしめている。また鉄系プレめっきの実施によりめっきぬれ性を高め健全なめっき品質を確保している。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.1〜0.3%,Si:1.5%以下,Mn:0.5〜3.0%,P:0.04%以下,S:0.03%以下,Mo:0.1〜0.3%,残部実質的にFeからなる鋼スラブを、
A3変態点以上で熱間圧延し、脱スケール処理後、冷間圧延に付して所定板厚の冷延鋼板を得、冷延鋼板表面にFe系プレめっきを施したうえ、連続溶融亜鉛めっきラインに導入し、焼鈍処理の後、溶融めっき浴に通板して鋼板表面にめっき層を形成し、ついでめっき層を合金化処理することを特徴とする、引張り強さ980N/mm2以上、伸び15%以上である高張力合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C23C2/06
, C22C38/00
, C22C38/12
, C23C2/02
, C25D5/26
FI (5件):
C23C2/06
, C22C38/00 301T
, C22C38/12
, C23C2/02
, C25D5/26 E
Fターム (19件):
4K024AA14
, 4K024AA15
, 4K024AB02
, 4K024BA03
, 4K024BB02
, 4K024BC01
, 4K024CB21
, 4K024DB10
, 4K024GA01
, 4K027AA02
, 4K027AA05
, 4K027AA23
, 4K027AB05
, 4K027AB28
, 4K027AB44
, 4K027AC01
, 4K027AC73
, 4K027AE12
, 4K027AE23
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