特許
J-GLOBAL ID:200903035350254459

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-254843
公開番号(公開出願番号):特開平6-221417
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 手動変速モードに切り換えた際の必要なダウンシフトを迅速に行って操作性の向上を図る。【構成】 エンジンブレーキの効く状態の変速段のみを設定する第2レンジ位置D2 がシフト装置40によって選択されたことがシフト検出手段41で検出されると、変速段検出手段42で検出された直前の変速段より予め定めた所定段数だけ低速側のエンジンブレーキの効く状態の変速段への変速を変速指示手段43が指示する。すなわち手動操作によって変速段を設定することのできるモードに切り換えると、その操作に伴ってダウンシフトが生じる。そのためエンジンブレーキ力を大きくし、あるいは加速性を高めることができ、しかもそのための操作性が良好になる。
請求項(抜粋):
エンジンブレーキの効く状態とエンジンブレーキの効かない状態とを選択可能な変速段を含む複数の変速段に設定可能な車両用自動変速機の変速制御装置において、エンジンブレーキの効かない状態の変速段を含む複数の変速段を走行状態に基づいて設定する第1レンジ位置とこの第1レンジ位置に隣接して設けられかつエンジンブレーキの効く状態の変速段のみを設定する第2レンジ位置とをマニュアル操作によって選択可能なシフト装置と、第2レンジ位置が選択されたことを検出するシフト検出手段と、シフト装置を第1レンジ位置から第2レンジ位置へ切換えることに伴って前記シフト検出手段が第2レンジ位置の選択されたことを検出した場合に第2レンジ位置が選択される直前の変速段を検出する変速段検出手段と、シフト検出手段が第2レンジ位置の選択されたことを検出した場合に変速段検出手段で検出された変速段より予め定めた段数だけ低速側のエンジンブレーキの効く状態の変速段への変速を指示する変速指示手段とを備えていることを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (1件)

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