特許
J-GLOBAL ID:200903035353381796

TDMAシステム用受信機のAGC回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 清孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-268636
公開番号(公開出願番号):特開平5-122180
出願日: 1991年09月20日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】 AGC回路出力信号の立ち上がり部分に変動がない振幅一定の出力を得ることができるようにし、情報伝達効率の向上を図ることのできるTDMAシステム用受信機のAGC回路を提供する。【構成】 第1乃至第3のサンプルホ-ルド器3a〜3cは、それぞれ所定のタイムスロットにおいて、一定時間の間、検波器1の出力信号を入力しつつこの信号を出力し、一定時間の経過後は、この一定時間経過直前に取り込みかつ保持した検波信号を出力する。一方、第1乃至第3の切換器3a〜3bは、それぞれ所定のタイムスロットの期間、第1乃至第3のサンプルホ-ルド器2a〜2cを可変利得増幅器6の利得調節用信号入力段に接続する。したがって、1タイムスロット当りのAGC信号は、そのタイムスロット内に検波器1から出力された信号と1フレ-ム前の信号との合成信号となり、可変増幅器6の入力信号とAGC信号との間にタイミングのずれがないものとなる。
請求項(抜粋):
複数の送信源から送信された信号を時分割に受信するTDMAシステム用受信機のAGC回路であって、外部から入力された利得調節用信号に応じて定まる利得で受信信号を増幅する可変利得増幅手段と、前記可変利得増幅手段の出力信号からベ-スバンド信号を検波する検波手段と、受信信号のタイムスロット数に対応して設けられ、前記検波手段の検波出力を所定のタイムスロット毎に一定時間入力しつつ該入力信号をそのまま出力信号として出力する一方、前記一定時間経過後には、該一定時間経過直前に入力された前記検波手段の検波出力を保持しつつかつこの保持された検波出力を出力信号として出力する複数のサンプルホ-ルド手段と、受信信号のタイムスロット数に対応して設けられ、前記複数のサンプルホ-ルド手段の出力信号を前記利得調節用信号として前記可変利得増幅手段へ入力すべくそれぞれ予め定められたタイムスロットにおいて、該タイムスロット長に相当する時間だけ前記複数のサンプルホ-ルド手段と前記可変利得増幅手段とを接続する複数の時限接続手段と、を具備することを特徴とするTDMAシステム用受信機のAGC回路。
IPC (4件):
H04J 3/00 ,  H03G 3/20 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-261937
  • 特開平3-226034

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