特許
J-GLOBAL ID:200903035354623106

低降伏比電縫鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-263802
公開番号(公開出願番号):特開平5-105952
出願日: 1991年10月11日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 近年、石油・ガス輸送用ラインパイプ等においては、安全性及び信頼性向上の為、低降伏比鋼管の要求が高まってきている。また建築分野においても、耐震特性向上の為、鋼材の低降伏比化の要求が高まっている。従来、低降伏比電縫鋼管の製造に際して、低降伏比素材を得る為に、熱延ランアウトテーブル上での前段無注水、後段冷却を必要としている。しかしこの方法では、コイル捲取り温度を、所定の温度に制御することが難しく、従って安定的に低降伏比素材を得る事が困難であった。【構成】 熱延ランアウトテーブル上において、前段、後段ともに冷却する方法にて、安定的に低降伏比素材を製造し、この技術と造管時の低歪み造管を組合せる事により、安定的に低降伏比電縫鋼管を製造する方法を確立した。
請求項(抜粋):
C;0.05〜0.30%,Mn;0.30〜1.20%,Si;0.50%以下,Nb;0.01〜0.10%を基本成分とし、残部Fe及び不可避的不純物からなる鋼を、熱間圧延時において、750〜1000°Cの温度範囲で仕上げ圧延を行い、次いで巻取りまでの平均冷却速度を10°C/秒〜100°C/秒とし、300°C以下で巻取り、その後の電縫成形時のサイジング加工量を0.10〜0.50%の低歪み造管する事を特徴とする、降伏比の低い電縫鋼管の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  B21B 1/22 ,  B21C 37/30 ,  C21D 8/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-025916
  • 特開昭59-153519
  • 特開昭61-199032

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