特許
J-GLOBAL ID:200903035358363257

ベクトル演算装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-024236
公開番号(公開出願番号):特開平9-218229
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月19日
要約:
【要約】【課題】 高速かつ高精度に対地漏れ有効電流および対地漏れ無効電流を求めることができる漏れ電流測定装置等に用いるベクトル演算装置を提供する。【解決手段】 信号値採取手段32は、参照信号波と測定信号波とについて、所定数の参照信号値および測定信号値を採取する。ベクトル変換手段34は、参照信号値に基づいて参照信号波を参照ベクトルに変換し、測定信号値に基づいて測定信号波を測定ベクトルに変換する。有効電流算出手段36は、参照ベクトルおよび測定ベクトルに基づいて、所定の数式にしたがって、測定ベクトルについて、参照ベクトルと同一方向の成分RYを算出し、成分RYに対応する電流を対地漏れ有効電流の値として出力する。無効電流算出手段38は、所定の数式にしたがって、測定ベクトルについて、参照ベクトルを90 ゚進み回転したベクトルと同一方向の成分MYを算出し、算出した成分MYに対応する電流を対地漏れ無効電流の値として出力する。
請求項(抜粋):
ともに同一の角周波数をもつ参照信号波および測定信号波について、所定サンプリング間隔で所定数の参照信号値および測定信号値を、それぞれほぼ同時に採取する信号値採取手段、信号値採取手段の採取した参照信号値に基づいて、参照信号波を複素数である参照ベクトルに変換するとともに、測定信号値に基づいて、測定信号波を複素数である測定ベクトルに変換するベクトル変換手段、を備えるとともに、下記の、実数部算出手段およびB)虚数部算出手段の少なくとも一方を備えたことを特徴とするベクトル演算装置、A)参照ベクトルをVXとし、測定ベクトルをVYとしたとき、下記の数式にしたがって、測定ベクトルについて、参照ベクトルと同一方向の成分RYを算出する実数部算出手段、RY=(|VY+VX|2-|VY-VX|2)/(4・|VX|)B)参照ベクトルを90 ゚進み回転したベクトルをVZとし、測定ベクトルをVYとしたとき、下記の数式にしたがって、測定ベクトルについて、ベクトルVZと同一方向の成分MYを算出する虚数部算出手段。MY=(|VY+VZ|2-|VY-VZ|2)/(4・|VZ|)
IPC (2件):
G01R 27/18 ,  G01R 31/02
FI (2件):
G01R 27/18 ,  G01R 31/02

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