特許
J-GLOBAL ID:200903035359491364

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220181
公開番号(公開出願番号):特開平6-066222
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月08日
要約:
【要約】【目的】 燃料噴射装置において、高圧通路を構成する複数の高圧通路構成部材に強大な力(軸力)を加えることなく、通路方向に当接する各高圧通路構成部材間の油密を確保すること。【構成】 ホルダボディ7に形成された高圧通路17の密着面33側端部およびボディ20に形成された高圧通路27の密着面33側端部は、各高圧通路17、27の通路径が同軸上に拡大された大径部とされ、向かい合う各大径部によってガスケット用空間部が形成されている。このガスケット用空間部には、円環状のガスケット37が、ガスケット用空間部の内周面に対してガスケット係数に相当する所定の面圧が得られるように圧入されている。また、このガスケット37は、ガスケット37の内周側に作用する高圧によって径方向の外側に拡大変形し、ガスケット用空間部の内周面に押し付けられる。
請求項(抜粋):
高圧燃料が流れる高圧通路を、この高圧通路の通路方向に分割された複数の高圧通路構成部材で形成して成る燃料噴射装置において、前記高圧通路の通路方向に前記複数の高圧通路構成部材に亘って前記高圧通路の通路径が同軸上に拡大された拡大通路部が形成されるとともに、その拡大通路部の内周面に対して所定の面圧が得られるように前記拡大通路部に圧入された環状の油密部材を備え、この油密部材が、その内周面に作用する高圧燃料の圧力を受けることで径方向の外側に拡大変形することを特徴とする燃料噴射装置。

前のページに戻る