特許
J-GLOBAL ID:200903035359711755
スペクトル拡散通信装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-298503
公開番号(公開出願番号):特開平5-110538
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 スペクトル拡散通信において、第3者が拡散用PN系列の種類を解明し、かつ、そのクロック同期を確立した場合でも、傍受信されることのないハードウェアを構成する。【構成】 拡散用PN系列Aの位相を位相シフト用PN系列B発生回路7のkチップの情報に応じ、0〜(2k -2)チップの幅でランダム的にシフトさせる。そして受信側でも同様の位相シフトされたPN系列Aで逆拡散することによりデータ再生を行う。
請求項(抜粋):
送信側にて狭帯域の信号を疑似雑音コードを用いて帯域を拡大して送信し、受信側にて上記送信側と同一の疑似拡散コードを用いて逆拡散を行い信号を再生して通信を行うスペクトル拡散通信装置において、送信側に、狭帯域の信号を拡散するための、所定周期の疑似雑音コードを発生させる送信側拡散系列発生部と、上記送信側拡散系列発生部の疑似雑音コードの位相を1周期毎に、所定の周期を有するコードに基づいて所定量シフトさせる送信側位相シフト部とを備え、受信側に、上記送信側拡散系列発生部と同一の疑似雑音コードを有する受信側拡散系列発生部と、該受信側拡散系列発生部の疑似雑音コードの位相を、上記送信側位相シフト部と同一の周期を有するコードに基づいて1周期毎に所定量シフトさせる受信側位相シフト部とを備え、上記送信側及び受信側の位相シフト部の位相シフトタイミングを同期させて通信を行うことを特徴とするスペクトル拡散通信装置。
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