特許
J-GLOBAL ID:200903035360989627

磁気式エンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-204643
公開番号(公開出願番号):特開2001-033277
出願日: 1999年07月19日
公開日(公表日): 2001年02月09日
要約:
【要約】【課題】 磁界検出素子の検出信号に重畳した3次の高調波成分を除去し、高精度の位置情報を得る磁気式エンコーダを提供する。【解決手段】 回転体1の回転軸1Aと垂直方向に磁化された円板状の永久磁石2と、永久磁石2の半径方向に空隙を介して固定体3に対向配置された磁界検出素子を設けた磁気式エンコーダにおいて、磁界検出素子を6個、41〜46を配置し、それぞれ1対の磁界検出素子同士41と42、43と44、45と46の出力信号の差を取ることにより偶数次の高調波成分を除去する第1差動増幅器51、52、53と、第1差動増幅器51〜53により偶数次の高調波成分を除去した差動出力信号を任意に二つずつ組み合わせて和を取ることにより、3次の高調波成分を除去する第2差動増幅器54、55よりなる信号処理回路5を設けた。
請求項(抜粋):
回転体に固定され、且つ、前記回転体の回転軸と垂直な一方向に磁化された円板状の永久磁石と、前記永久磁石の半径方向または軸方向に空隙を介して対向するように固定体に配置された磁界検出素子と、前記磁界検出素子からの信号を処理する信号処理回路とを備えた磁気式エンコーダにおいて、前記磁界検出素子は、前記回転体の回転中心に対して同心円状に配置されると共に、互いに周方向に機械角で60度位相がずれている2個1対の磁界検出素子を互いに機械角で180度位相をずらした位置に3対設けてあり、前記信号処理回路は、互いに180度位相をずらして対向する1対の磁界検出素子同士の出力信号の差を取ることにより偶数次の高調波成分を除去すると共に、前記3対の磁界検出素子に対して3個設けられた第1差動増幅器と、前記3個の第1差動増幅器により偶数次の高調波成分を除去した差動出力信号を任意に二つずつ組み合わせることにより、前記偶数次の高調波成分を除去した後の差動出力信号に含まれる3次の高調波成分を除去する第2差動増幅器と、前記第2差動増幅器で得た信号から回転角の絶対位置を演算する角度演算回路とより構成してあることを特徴とする磁気式エンコーダ。
IPC (4件):
G01D 5/245 102 ,  G01D 5/245 ,  G01B 7/30 101 ,  H02K 11/00
FI (4件):
G01D 5/245 102 D ,  G01D 5/245 102 F ,  G01B 7/30 101 B ,  H02K 11/00 C
Fターム (28件):
2F063AA35 ,  2F063CA08 ,  2F063CA40 ,  2F063DA05 ,  2F063DD06 ,  2F063EA03 ,  2F063GA52 ,  2F063GA67 ,  2F063KA03 ,  2F063LA23 ,  2F063LA30 ,  2F077AA11 ,  2F077AA21 ,  2F077CC02 ,  2F077NN02 ,  2F077NN19 ,  2F077NN24 ,  2F077PP12 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ07 ,  2F077QQ09 ,  2F077QQ15 ,  5H611AA01 ,  5H611BB01 ,  5H611PP07 ,  5H611QQ03 ,  5H611RR02 ,  5H611UA05

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