特許
J-GLOBAL ID:200903035364653542

液体噴射ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-389740
公開番号(公開出願番号):特開2002-187285
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】【課題】 液体噴射ヘッドの液室形成のための切削加工において、液室切削後の樹脂の切削残の検知を確実に行ないうるようにし、切削加工を良好に行なうことができ、歩留まりの高い液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。【解決手段】 固体層2が形成された第1の基体1上に、開口部4を有する第2の基体5を載置し、第2の基体5の開口部4を介して固体層2表面に油性インキ3により染色域6を形成し、その後、第1の基体1上の固体層2を被覆するように硬化性樹脂8を充填して硬化させ、第2の基体5の開口部4から固体層2に至るまで硬化された樹脂8を切削加工して液室9の一部を形成し、その後に、固体層2を除去して液流路10と吐出口11を形成する。染色域6を形成することにより、液室形成のための樹脂切削加工に際して、染色域6の有無により、切削残のない加工を確認することができ、歩留まりの高い製造方法が得られる。
請求項(抜粋):
液体を吐出するために用いられる吐出エネルギー発生素子を備えた第1の基体上に液流路および液室の一部となる部分に固体層を形成する工程と、液体供給口となる開口部を有する第2の基体を前記第1の基体上に載置する工程と、前記第1の基体上に形成された前記固体層を被覆するように液流路の壁となる樹脂を充填し硬化させる工程と、前記第2の基体の開口部から前記固体層に至るまで前記硬化された樹脂を切削加工して液室の一部を形成する工程と、前記固体層を除去して前記第1の基体と前記第2の基体と前記樹脂からなる液流路を形成する工程とを有する液体噴射ヘッドの製造方法において、前記固体層表面を染色した後に前記固体層を樹脂で被覆することを特徴とする液体噴射ヘッドの製造方法。
IPC (2件):
B41J 2/16 ,  B41J 2/05
FI (2件):
B41J 3/04 103 H ,  B41J 3/04 103 B
Fターム (8件):
2C057AF93 ,  2C057AG46 ,  2C057AL40 ,  2C057AP22 ,  2C057AP57 ,  2C057AQ06 ,  2C057BA03 ,  2C057BA13

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