特許
J-GLOBAL ID:200903035367030791

燃料電池用直接接触式熱交換器システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-006411
公開番号(公開出願番号):特開平10-199558
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】本発明の課題は、極めて経済的でコンパクトであり、かつ保守の容易な燃料電池用直接接触式熱交換器システムを提供することにある。【解決手段】本発明は改質器排ガスと空気極排ガスの混合ガスである燃料電池排ガスを直接接触式熱交換器5に導き、熱回収水との直接接触により熱回収と凝縮水回収を行い、かつ水蒸気分離器26により分離した電池冷却水の一部を前記直接接触式熱交換器5の最下部に設けられた熱回収水貯水部9に導き、蓄えられた熱回収水を熱供給部19へ直接供給する構造とすることにより、排ガス系、電池冷却水系および熱供給部循環水系の熱交換を1台で一括して行えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
都市ガス等を改質器により改質して得られる水素と空気中の酸素を反応させることにより電気エネルギーと熱エネルギーを発生する燃料電池と、前記燃料電池の改質器より排出される改質器燃焼排ガスと燃料電池の空気極より排出される空気極排ガスと燃料電池を冷却するための冷却部を通って循環する電池冷却水との三者から得られる熱エネルギーの供給を受けて冷熱を発生する吸収式冷凍機等の熱供給部と、からなる燃料電池システムにおいて、前記改質器燃焼排ガスと前記空気極排ガスからなる排ガスと前記冷却部から水蒸気分離器を介して供給される前記電池冷却水の一部との供給を受け、前記排ガスと前記電池冷却水の熱の回収と前記排ガス中の水分の回収を行う直接接触式熱交換器を備え、前記直接接触式熱交換器の熱回収水貯水部と前記熱供給部を接続するポンプを備え、前記熱供給部に対して熱回収水貯水部でない側に熱回収水の一方を前記直接接触式熱交換器に他方を冷却塔の2方路に分岐させる流量調整弁を備え、前記冷却塔の流量調整弁でない側にポンプと前記冷却部に接続される水処理装置を備え、前記熱回収水貯水部に蓄えられた熱回収水を、前記熱供給部を介して前記直接接触式熱交換器および前記冷却部との間で循環させることにより前記熱回収水から熱回収することを特徴とする燃料電池用直接接触式熱交換器システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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