特許
J-GLOBAL ID:200903035377195241

対称型マルチプロセッサシステムにおけるスケジュール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-081130
公開番号(公開出願番号):特開2002-278778
出願日: 2001年03月21日
公開日(公表日): 2002年09月27日
要約:
【要約】【課題】 非対称型マルチプロセッサシステムにおいて、必要に応じてカーネルモードのコード実行を1個のCPUのみに許可することによってオーバーヘッドを削減して処理速度の低下を防ぐ。【解決手段】 非対称型マルチプロセッサシステムにおいて、ある一定時間内に実行された全プロセスについて、プロセスを特定の1個のCPU11(12、1n)で実行すべきか否か決定し、プロセスを特定の1個のCPUで実行すべきと決定されたプロセス数の、全プロセス数に対する割合が閾値を上回った場合、全てのプロセスについて全スレッドを特定の1個のCPUで実行すべきであると決定し、このことにより、オーバーヘッドの原因となっていた、スレッドの実行における順番の管理、各CPUが内蔵するキャッシュメモリと主記憶の同期合わせ、主記憶や入出力のための排他利用管理処理を停止させる。
請求項(抜粋):
複数のCPUを備え、前記各CPUにプロセスを分散させて実行する対称型マルチプロセッサシステムにおいて、カーネルモードで実行される各プロセスを監視し、前記プロセスの実行を特定の1個のCPUのみで実行するか、前記複数のCPUに分散させて実行するかを決定し、前記決定に基づき、全てのプロセスの実行を1個のCPUのみで実行すべきか、各CPUに分散させて構わないかを決定するスケジュール手段を備えたことを特徴とする対称型マルチプロセッサシステムにおけるスケジュール装置。
IPC (2件):
G06F 9/46 340 ,  G06F 15/177 674
FI (2件):
G06F 9/46 340 C ,  G06F 15/177 674 A
Fターム (6件):
5B045GG02 ,  5B098AA10 ,  5B098GA04 ,  5B098GA05 ,  5B098GA08 ,  5B098GD01

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