特許
J-GLOBAL ID:200903035397144406

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-336376
公開番号(公開出願番号):特開平7-189934
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】 圧縮室圧力が異常上昇時に圧縮室の密封を解除して圧縮室圧力を低下させ、圧縮過負荷を防止し圧縮機の耐久性を高める。【構成】 固定スクロールの一部をなす鏡板に対して回転係止されかつ軸方向移動のみを許容された固定ラップ支持円板と渦巻き状の固定スクロールラップから成る固定スクロール要素に対して、旋回スクロールを噛み合わせて圧縮室を形成し、固定スクロール要素の反圧縮室の側に吐出室に通じる背圧室を設け、吐出流体によって固定スクロール要素を旋回スクロールの側に付勢せしめると共に、固定スクロール要素が旋回スクロールと軸方向に接触しないように固定スクロールの要素の移動を規制する手段を設ける。
請求項(抜粋):
固定スクロールの一部をなす鏡板に対して回転係止され、かつ軸方向移動のみを許容された固定ラップ支持円板と渦巻き状の固定スクロールラップからなる固定スクロール要素に対し、旋回スクロールの一部をなすラップ支持円板上の旋回スクロールラップを揺動回転自在に噛み合わせ、両スクロール間に渦巻き形の圧縮空間を形成し、前記固定スクロール要素の中心部と前記鏡板に吐出ポートを設け、前記固定スクロールラップの外側には吸入室を設けて前記圧縮空間は吸入側より吐出側に向けて連続移行する複数個の圧縮室に区画されて流体を圧縮するスクロール圧縮機構を形成し、前記旋回スクロールは駆動軸を支承する本体フレームと前記固定スクロールとの間に配置され、かつ前記ラップ支持円板は反圧縮室側面を前記本体フレームに支承され、前記固定スクロール要素が前記鏡板と前記旋回スクロールとの間に挟まれてかつ軸方向の微小隙間を維持しながら常に前記旋回スクロールの方向に付勢されるべく付勢手段を設けてなるスクロール圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/02 351 ,  F04C 29/10 331
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-237893
  • 特開昭60-224987

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