特許
J-GLOBAL ID:200903035411020928

底質判別装置および底質判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 愼一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-116299
公開番号(公開出願番号):特開2008-275351
出願日: 2007年04月26日
公開日(公表日): 2008年11月13日
要約:
【課題】海底深度の深浅の影響を受けることなく海底の底質を判別することのできる底質判別装置および底質判別方法を提供する。 【解決手段】振動子1は海底深度に比例するパルス幅の送信パルスを海底に向けて送信する。このパルス幅は、深度算出部7が海底エコー信号から算出した海底深度に基づいて、送信パルス幅算出部8が算出する。振幅データ抽出部9では、海底エコー信号の所定範囲から海底深度に比例する時間間隔で振幅データが抽出される。この振幅データは、ゲイン補正部9でTVG処理され、正規化部12で正規化される。さらに、正規化後の振幅データの系列における複数個の区間(セグメント)ごとに特徴量が特徴量算出部13で算出され、この特徴量に基づいてニューラルネットワーク14が底質判別情報を生成する。底質判別情報は、判別対象の底質と複数の底質種別(岩や石など)との類似度をそれぞれ表す数値からなる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
振動子から海底へ向けて超音波の送信パルスを送信し、振動子が受信する海底エコー信号に基づいて海底の底質を判別する底質判別装置であって、 海底深度に応じたパルス幅の送信パルスを送信する送信手段と、 振動子が受信する海底エコー信号の所定範囲から所定の時間間隔で当該海底エコー信号の振幅データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段で抽出した振幅データであって、TVG処理が施された振幅データを正規化する正規化手段と、 前記正規化手段で正規化した振幅データの系列における複数の区間のそれぞれについて、各区間内の振幅データから複数の特徴量を算出する特徴量算出手段と、 前記特徴量算出手段で算出した複数の特徴量に基づいて底質判別情報を生成する生成手段と、を備え、 前記特徴量を海底深度に応じた値を用いて求めることにより、海底深度に依存しない前記特徴量が得られることを特徴とする底質判別装置。
IPC (4件):
G01S 15/96 ,  G01S 7/524 ,  G01S 7/529 ,  G01V 1/00
FI (4件):
G01S15/96 ,  G01S7/52 R ,  G01S7/52 K ,  G01V1/00 C
Fターム (14件):
5J083AA02 ,  5J083AB07 ,  5J083AC29 ,  5J083AD06 ,  5J083AE06 ,  5J083BA03 ,  5J083BA05 ,  5J083BA09 ,  5J083BB12 ,  5J083BC17 ,  5J083BE49 ,  5J083BE54 ,  5J083BE56 ,  5J083CA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許第3088557号公報(段落0001〜0014)
  • 特許第3450661号公報(段落0001〜0024)
  • 欧州特許第0501743号明細書(第1コラム第1行〜第2コラム第42行、第4コラム第35行〜同コラム第47行、第7コラム第27行〜同コラム第49行、Fig.9のX、Y軸の説明)
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審査官引用 (3件)

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