特許
J-GLOBAL ID:200903035416539611

加水分解性置換基含有光機能性有機けい素化合物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-349852
公開番号(公開出願番号):特開平11-180987
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 加水分解性置換基含有光機能性有機けい素化合物を高純度で効率的に製造する方法を提供すること。【解決手段】 式(I)で表される化合物と式(II)で表される化合物とを、塩基を用いて反応させることを特徴とする加水分解性置換基含有光機能性有機けい素化合物の製造方法。A-(X)m ・・・式(I)T-Y-SiR1 (3-a) (OR2 )a ・・・式(II)前記式(I)中のXが-CHOであり、前記式(II)中のTが-CH2Lである態様、前記式(II)中のR2が炭素数3以上の分枝アルキル基である態様、前記反応の際に非プロトン性極性溶媒を用いる態様、塩基が水素化ナトリウムである態様、反応生成物に水素付加を行う態様などが好ましい。
請求項(抜粋):
下記式(I)で表される化合物と下記式(II)で表される化合物とを、塩基を用いて反応させることを特徴とする加水分解性置換基含有光機能性有機けい素化合物の製造方法。A-(X)m ・・・式(I)T-Y-SiR1 (3-a) (OR2 )a ・・・式(II)前記式(I)において、Aは、有機光機能性構造部位を表す。Xは、-CHO又は-CH2Lを表す。Lは、PM(R3)2又はHal-P(R3)3+を表す。Halは、ハロゲン原子を表す。Mは、O又はSを表す。R3は、アルキル基、フェニル基、アルコキシ基又はアミノ基を表す。mは、1〜4の整数を表す。前記式(II)において、Tは、前記式(I)中のXが-CHOの場合には-CH2Lを表し、前記式(I)中のXが-CH2Lの場合には-CHOを表す。Lは、PM(R3)2又はHal-P(R3)3+を表す。Halは、ハロゲン原子を表す。Mは、O又はSを表す。R3は、アルキル基、フェニル基、アルコキシ基又はアミノ基を表す。Yは、2価の基を表す。R1は、水素、アルキル基、又は、置換若しくは未置換のアリール基を表す。R2は、水素、アルキル基又はトリアルキルシリル基を表す。aは、1〜3の整数を表す。
IPC (3件):
C07F 7/18 ,  C08G 77/20 ,  C08L 83/07
FI (3件):
C07F 7/18 M ,  C08G 77/20 ,  C08L 83/07

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