特許
J-GLOBAL ID:200903035417340606

静電式インクジェット用油性インク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小栗 昌平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-067276
公開番号(公開出願番号):特開2000-319563
出願日: 2000年03月10日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】インクの吐出安定性、鮮明な画像形成性及び画像強度に優れ、鮮明な画像の印刷物を多数枚印刷可能とする静電式インクジェット用油性インクを得る。更に、分散粒子の再分散性、保存安定性に優れ、インク供給経路で目詰まりせず、インクの吐出が安定する静電式インクジエット用油性インクを得る。【解決手段】 電気抵抗109Ωcm以上かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、非水溶媒に可溶であって重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)、式(I)のアミノ基を含有する一官能性単量体(B)、及び式(II)の成分を含有し且つその重合体主鎖の一部分が架橋された、前記非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂(P)を少なくとも含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子を分散して成る静電式インクジェット用油性インク。【化1】
請求項(抜粋):
電気抵抗109Ω・cm以上かつ誘電率3.5以下の非水担体液中に、少なくとも荷電性樹脂粒子を分散して成る静電式インクジェット用油性インクにおいて、前記分散された樹脂粒子が、非水溶媒に可溶であって、重合することにより不溶となる一官能性単量体(A)の少なくとも一種、一般式(I)で示されるアミノ基を含有する、単量体(A)と共重合可能な一官能性単量体(B)の少なくとも一種、及び下記一般式(II)で示される成分を少なくとも含有し、且つその重合体の主鎖の一部分が架橋された、前記非水溶媒に可溶性の分散安定用樹脂(P)の少なくとも一種を含有する溶液を重合造粒することによって得られる共重合体樹脂粒子であることを特徴とする静電式インクジェット用油性インク。【化1】一般式(I)中、R1及びR2は、各々同じでも異なってもよく、水素原子又は炭素数1〜22の炭化水素基を表すか、R1とR2が結合して窒素原子とともに環を形成してもよい。【化2】一般式(II)中、V0 は-COO-、-OCO-、-(CH2)rCOO-、-(CH2)rOCO-、-O-又は【化3】(ここでXは単なる結合、-O-、-OCO-又は-COO-を表す)を表す。rは1〜12の整数を表す。Lは、炭素数8〜32のアルキル基または炭素数8〜32のアルケニル基を表す。a1およびa2は互いに同じでも異なっていてもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、炭素数1〜7の炭化水素基、-COO-D1 、または炭化水素基を介した-COO-D1 を表す(ここでD1は水素原子または炭化水素基を示す)。
IPC (3件):
C09D 11/00 ,  B41J 2/01 ,  B41M 5/00
FI (3件):
C09D 11/00 ,  B41M 5/00 E ,  B41J 3/04 101 Y

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