特許
J-GLOBAL ID:200903035419365940
吸湿液体を用いた空気調和方法および空気調和装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-026609
公開番号(公開出願番号):特開平5-223283
出願日: 1992年02月13日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 吸湿液体を吸湿媒体と冷媒に兼用して、空気調和のエネルギ効率の改善と、装置の簡素化,省スペースを図る。【構成】 室内ファン27をもつ室内Rに共に設けられた蓄冷材5を収容する蓄冷パネル4と水蒸気透過膜製の第1チューブ6と,LiCl水溶液8を蓄えるタンク7と,第1ポンプ10と,LiCl水溶液を冷却する冷却用の熱交換器11に、LiCl水溶液を循環させて、室内の水分を吸収しかつ室内を冷却するとともに、蓄冷材5に冷熱を蓄える吸湿・冷却回路1。第2ポンプ13と,LiCl水溶液を加熱する加熱用の熱交換器14と,所定温度で開く温度調整弁15と,水蒸気透過膜製の第2チューブ16に、タンク7内のLiCl水溶液8を循環させて、このLiCl水溶液を脱水する脱水回路2。圧縮機18,熱交換器14を加熱する第1凝縮器20,第2チューブ16に温風を送る室外ファン24をもつ第2凝縮器21,膨張弁22,熱交換器11を冷却する蒸発器23を有する冷媒回路3。
請求項(抜粋):
室内(R)に設けられた蓄冷パネル(4)と室内(R)に設けられた水蒸気透過膜製のチューブ(6)を有する吸湿・冷却回路(1)に、吸湿液体(8)を冷媒として循環させて、上記蓄冷パネル(4)に収容された蓄冷材(5)と熱交換させることにより、この蓄冷材(5)に冷熱を蓄え、あるいは室内空気を冷却するとともに、高濃度の上記吸湿液体(8)を上記チューブ(6)内に流すことにより、室内(R)の水分を吸収する一方、室外に設けられた水蒸気透過膜製のチューブ(16)を有する脱水回路(2)に、吸水で低濃度になった上記吸湿液体(8)を、所定温度以上に加熱して流すことにより、高濃度化することを特徴とする吸湿液体を用いた空気調和方法。
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