特許
J-GLOBAL ID:200903035427213556

適応アレーダイバーシティ受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-198494
公開番号(公開出願番号):特開2000-031874
出願日: 1998年07月14日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 演算量が少なく回路規模が小さな適応アレーダイバーシティ受信機を提供することを目的とする。【解決手段】 位相ベースバンド信号を入力し符号付位相誤差を出力する位相誤差検出部8と、符号付位相誤差の絶対値を出力する絶対値演算部9と、各受信信号に応じて合成ウエイトを各々出力するウエイト計算部33と、各ブランチの位相誤差を合成ウエイトで重み付け加算する重み付け部10と、重み付けした位相誤差を加算し合成して第1合成位相誤差を出力する第1の合成部5A,5Bと、加算合成ウエイトから第1の合成位相誤差を減じて第2合成位相誤差を出力する第2の合成部6A,6Bと、復調データを出力する判定部160とを有し、ウエイト計算部は、受信信号強度と、第1又は第2合成位相誤差と、各ブランチ位相誤差とに応じて合成ウエイトを更新する。
請求項(抜粋):
複数のアンテナから出力される各受信信号を位相検波して前記各受信信号の位相あるいは前記各受信信号の位相の時間差分値に応じた位相ベースバンド信号を各々出力する受信回路と、前記位相ベースバンド信号から、雑音、干渉、歪みが無い場合の理想シンボル点のうちの半数の理想シンボル点の位相を減じ、前記半数の理想シンボル点に対する符号付位相誤差を各々出力する位相誤差検出部と、前記符号付位相誤差の絶対値を各ブランチの位相誤差として各々出力する絶対値演算部と、前記各受信信号に応じて合成ウエイトを各々出力するウエイト計算部と、前記各ブランチの位相誤差を前記合成ウエイトで重み付け加算する重み付け部と、前記重み付け部で重み付けした前記各ブランチの位相誤差を加算して合成し、前記半数の理想シンボル点に対する第1の合成位相誤差を前記半数の理想シンボル点毎にそれぞれ出力する第1の合成部と、前記各合成ウエイトを加算し、前記加算された合成ウエイトから前記第1の合成位相誤差を減じ、前記理想シンボル点のうちの前記半数の理想シンボル点とπラジアンだけ位相が異なる残り半数の理想シンボル点に対する第2の合成位相誤差を前記残り半数の理想シンボル点毎にそれぞれ出力する第2の合成部と、前記第1、第2の合成位相誤差のうち最小となる合成位相誤差に対応する理想シンボル点を判定し、前記判定した理想シンボル点に対応する符号を復調データとして出力する判定部とを有し、前記ウエイト計算部は、前記各受信信号の受信信号強度と、参照データに対応する前記理想シンボル点に関する前記第1または第2の合成位相誤差と、前記参照データに対応する前記理想シンボル点に関する前記各ブランチ位相誤差とに応じて前記合成ウエイトを更新し、前記参照データは前記判定部の復調データまたは送信信号に含まれる既知データであることを特徴とする適応アレーダイバーシティ受信機。
IPC (3件):
H04B 7/08 ,  H01Q 3/26 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04B 7/08 D ,  H01Q 3/26 Z ,  H04L 27/22 Z
Fターム (27件):
5J021AA05 ,  5J021AA06 ,  5J021DB03 ,  5J021EA04 ,  5J021FA09 ,  5J021FA13 ,  5J021FA14 ,  5J021FA15 ,  5J021FA23 ,  5J021FA25 ,  5J021FA26 ,  5J021FA32 ,  5J021HA05 ,  5J021HA06 ,  5J021HA10 ,  5J021JA07 ,  5K004AA05 ,  5K004FA06 ,  5K004FG02 ,  5K004FH01 ,  5K004FH02 ,  5K004FJ04 ,  5K004FJ14 ,  5K059CC03 ,  5K059DD10 ,  5K059DD35 ,  5K059EE02

前のページに戻る