特許
J-GLOBAL ID:200903035433040884

発振器の温度補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-307723
公開番号(公開出願番号):特開平11-220327
出願日: 1998年10月29日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】動作温度範囲において出力周波数を安定させる。【解決手段】 温度補償水晶発振器10の動作温度範囲は、低温、中温、及び高温領域に区分され、補償回路14は、各々の温度領域に対応した夫々の補償回路網18、19、20と、電圧源28、29、30とを備えている。3つの補償回路網18〜20の出力電圧を合算して発生された制御信号(66)を、バッファ回路及び増幅/レベルシフト回路を介して、電圧制御水晶発振器16に供給し、これにより発振周波数を制御する。各補償回路網の出力電圧は、対応する温度領域の水晶振動子の温度-周波数特性に反対方向に釣り合うよう設定され、これにより、動作温度範囲の全域において出力周波数が安定させる。
請求項(抜粋):
高温領域、中温領域、及び低温領域を含む複数の温度領域から成る所定温度範囲に亘って動作する電圧制御水晶発振器であって、水晶振動子の共振周波数が前記複数の温度領域に亘って3次関数的に変化する電圧制御水晶発振器の出力周波数を温度補償するための温度補償回路において、第1電圧と前記電圧制御水晶発振器の周囲温度とに応じて、前記水晶振動子の3次関数特性曲線のうちの前記複数の温度領域のいずれか1つの温度領域に対応した部分に略々釣り合う第1制御信号を発生する第1補償手段と、前記第1補償手段に前記第1電圧を調節可能に供給することによって前記第1制御信号を調節し、前記電圧制御水晶発振器の周波数調節を行う第1手段とを備え、前記電圧制御水晶発振器の出力周波数を、対応する温度領域において実質的に安定させるようにしたことを特徴とする温度補償回路。
IPC (2件):
H03B 5/32 ,  H03B 5/04
FI (2件):
H03B 5/32 A ,  H03B 5/04 F

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