特許
J-GLOBAL ID:200903035442193693

ポール用制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-279816
公開番号(公開出願番号):特開2001-065632
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2001年03月16日
要約:
【要約】【課題】水平方向及び鉛直方向の制振が可能で、広い振動数帯域の制振性能が確保でき、構造が簡単なポール用制振装置を提供すること。【解決手段】水平制振部10は、第1短筒状支持体11と、その底蓋11bの上側に結合した第1粘弾性体層16と、第1粘弾性体層に結合した第1質量体14と、前記支持体11の周囲壁11aと第1質量体14との間に装着した複数の水平復元バネ17とで構成され、鉛直制振部20は、第2短筒状支持体21と、第2質量体を構成する水平制振部10と、第2短筒状支持体21の周囲壁21aと第1短筒状支持体11の周囲壁11aとの間の角間隔をおいた部分に介装した第2粘弾性体層26と、第1短筒状支持体11の底蓋11bと第2短筒状支持体21の底蓋21bとの間に装着した複数の鉛直復元バネ27とで構成される。【効果】水平方向の振動を減衰させる水平制振部と鉛直方向の振動を減衰させる鉛直制振部とをコンパクトなポール用制振装置としてまとめることができる。
請求項(抜粋):
水平制振部と鉛直制振部とを備えたポール用制振装置において、第1短筒状支持体内に第1質量体が略水平な平面内において移動自在に配され、第1質量体と第1短筒状支持体の周囲壁との間に複数の水平復元バネが放射状に配され、各水平復元バネの径方向外方の端が前記周囲壁に連結され、各水平復元バネの径方向内方の端が第1質量体に連結され、第1短筒状支持体の底蓋と第1質量体との間又は第1短筒状支持体の上蓋と第1質量体との間に第1粘弾性体層が配され、第1粘弾性体層の下側の面が第1短筒状支持体の底蓋の上側又は第1質量体の上側に結合され、第1粘弾性体層の上側の面が第1質量体の下側又は第1短筒状支持体の上蓋の下側に結合されて、水平制振部が構成され、第2短筒状支持体内に第2質量体である前記水平制振部が配され、第2短筒状支持体の底蓋と第1短筒状支持体の底蓋との間、又は第2短筒状支持体の上蓋と第1短筒状支持体の上蓋との間、或いは第2短筒状支持体の底蓋と第1短筒状支持体の底蓋との間及び第2短筒状支持体の上蓋と第1短筒状支持体の上蓋との間に、複数の鉛直復元バネが間隔をおいて鉛直方向に向けて配設され、これらの鉛直復元バネにて第2質量体である前記水平制振部が鉛直方向の中間位置に保持され、第2短筒状支持体の周囲壁と第1短筒状支持体の周囲壁との間の少なくとも複数の部分に第2粘弾性体層が配され、各第2粘弾性体層の径方向外方の面が第2短筒状支持体の周囲壁の径方向内方の面に結合され、各第2粘弾性体層の径方向内方の面が第1短筒状支持体の周囲壁の径方向外方の面に結合されて、鉛直制振部が構成されていることを特徴とするポール用制振装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E01F 9/011 ,  F21S 8/08
FI (3件):
F16F 15/02 C ,  E01F 9/01 ,  F21S 1/10 K
Fターム (16件):
2D064AA12 ,  2D064AA22 ,  2D064BA01 ,  2D064CA02 ,  2D064CA04 ,  2D064HA15 ,  3J048AA03 ,  3J048AC01 ,  3J048AC05 ,  3J048AD05 ,  3J048BC02 ,  3J048BC08 ,  3J048BF04 ,  3J048BG02 ,  3J048EA29 ,  3J048EA38

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