特許
J-GLOBAL ID:200903035444059226

被削性に優れた低延性非調質鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-093436
公開番号(公開出願番号):特開平11-286746
出願日: 1998年04月06日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】優れた被削性を有し、低延性で常温分割加工が可能でその分割破面がフラットな脆性破面を呈する鋼材を提供する。【解決手段】重量%で、C:0.20〜0.70%、Si≦1.50%、Mn:0.3〜2.0%、P≦0.15%、S:0.002〜0.2%、Cu≦0.2%、Ni≦0.5%、Cr:0.02〜2.0%、Mo≦0.5%、W≦0.8%、V≦0.50%、Nb≦0.17%、Ti≦0.50%、Zr≦0.50%で<HAN>、</HAN>且つ、 Ti+Zr:0.20%超〜0.50%<HAN>、</HAN>B≦0.010%、Al<0.04%、N≦0.008%、Pb≦0.30%、Ca≦0.10%、Al+2N-0.04≦0%、Ti+Zr-1.2S>0%、残部は Feと不純物の組成で、鋼中のTi炭硫化物とZr炭硫化物の最大直径が10μm以下、その量の和が清浄度で0.05%以上である被削性に優れた低延性非調質鋼材。但し、式中の元素記号はその元素の重量%での含有量を表す。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.20〜0.70%、Si:1.50%以下、Mn:0.3〜2.0%、P:0.15%以下、S:0.002〜0.2%、Cu:0.2%以下、Ni:0.5%以下、Cr:0.02〜2.0%、Mo:0.5%以下、W:0.8%以下、V:0.50%以下、Nb:0.17%以下、Ti:0.50%以下、Zr:0.50%以下で、且つ、Ti(%)+Zr(%):0.20%を超えて0.50%以下、B:0.010%以下、Al:0.04%未満、N:0.008%以下、Pb:0.30%以下及びCa:0.10%以下を含み、下記?@式で表されるfn1の値が0%以下、下記?A式で表されるfn2の値が0%を超え、残部はFe及び不可避不純物の化学組成で、更に、鋼中のTi炭硫化物及びZr炭硫化物の最大直径が10μm以下で、且つ、その量の和が清浄度で0.05%以上であることを特徴とする被削性に優れた低延性非調質鋼材。fn1=Al+2N-0.04・・・・・?@fn2=Ti+Zr-1.2S・・・・・?Aなお、上記式中の元素記号はその元素の重量%での含有量を表す。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/60
FI (2件):
C22C 38/00 301 M ,  C22C 38/60

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