特許
J-GLOBAL ID:200903035452355632

制御棒駆動システムおよび制御棒位置偏差監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-086285
公開番号(公開出願番号):特開平6-300878
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月28日
要約:
【要約】【目的】 ギャンググループ制御棒位置偏差監視装置3を、誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動システムに備え、ギャング駆動中の制御棒の垂直位置偏差が原子炉安全解析上問題となる制限値になることを未然に防止する。【構成】 制御棒駆動制御装置2から制御棒の垂直位置情報を入力する位置信号入力回路31、これらの位置情報を用いて駆動中の各制御棒の位置偏差を算出し、規制値と比較した後、規制値以上の位置偏差で先行駆動している制御棒の駆動速度は減少、ついで規制解除値以下の位置偏差で駆動している制御棒の駆動速度は通常の設定速度にするよう駆動速度を判定する駆動速度規制判定回路32、制御棒駆動制御装置2に判定回路からの情報を出力する駆動速度出力回路33から制御棒位置偏差監視装置3を構成する。【効果】 ギャング駆動中の各制御棒間の位置偏差を原子炉安全解析上問題のない値としながら制御棒を誘導機を駆動力源として駆動するため、安価で安全性の高い制御棒駆動システムが提供できる。
請求項(抜粋):
誘導電動機を駆動力源とする制御棒駆動機構を用いる原子力発電所の制御棒駆動システムにおいて、複数本の制御棒を同時に引抜きまたは挿入するギャング駆動中の各制御棒の垂直位置偏差を算出し、この位置偏差を所定規制値と比較して、この所定規制値以上の位置偏差で駆動中の制御棒が存在するか否かを監視する監視手段を設けたことを特徴とする制御棒駆動システム。
IPC (3件):
G21C 7/12 ,  G21C 7/08 ,  G21C 17/10

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