特許

J-GLOBAL ID：200903035462239576

車両の制御装置

発明者： 小川 陽子 ,  長岡 満
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 前田 弘 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-047769
公開番号（公開出願番号）：特開平6-255520
出願日： 1993年03月09日
公開日（公表日）： 1994年09月13日
要約：

【要約】【目的】 走行中の運転者の実際心拍数の計測結果から運転者の心理状態の変化を的確に把握し、この運転者の心理状態を車両の制御に反映することにより、各種走行環境下における車両の運動特性を運転者の内面的要求に適応させる。【構成】 車両を制御する制御手段1と、運転者の基準心拍数を設定する基準心拍数設定手段2と、運転者から検出した心拍信号に基いて運転者の実際心拍数を計測する実際心拍数検出手段3と、計測された実際心拍数と基準心拍数との偏差に応じて制御手段の制御ゲインを変更する制御ゲイン変更手段4と、車両の運動状態を検出する車両運動状態検出手段5とを備える。基準心拍数設定手段に、走行中の車両の運動状態が設定時間継続して変動しないとき安定化したと判定する安定化判定部2aと、安定化判定時に計測された実際心拍数を基準心拍数として設定する基準心拍数設定部2bと、設定時間を車速変動率に応じて変更設定する安定化判定時間設定部2cとを設ける。

請求項（抜粋）：

車両を制御する制御手段と、運転者の基準心拍数を設定する基準心拍数設定手段と、運転者から検出した心拍信号に基いて運転者の実際心拍数を計測する実際心拍数検出手段と、この計測された実際心拍数と上記基準心拍数との偏差に応じて上記制御手段の制御ゲインを変更する制御ゲイン変更手段と、車両の運動状態を検出する車両運動状態検出手段とを備えており、上記基準心拍数設定手段は、上記車両運動状態検出手段からの出力に基いて走行中の車両の運動状態が設定時間継続して変動しないとき安定化したと判定する安定化判定部と、この安定化判定部で安定化したと判定されたときに上記実際心拍数検出手段で計測される実際心拍数に基き基準心拍数を設定する基準心拍数設定部とを備えていることを特徴とする車両の制御装置。

IPC (11件)：

B62D 6/00 ,  B60R 16/02 ,  B62D 7/14 ,  F02D 11/10 ,  F02D 29/02 ,  G05B 13/02 ,  B60K 41/00 ,  B62D 1/04 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00