特許
J-GLOBAL ID:200903035465234982

火災検知器及び火災検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-248190
公開番号(公開出願番号):特開2002-063666
出願日: 2000年08月18日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】高速フーリエ変換の演算に要する時間を極力短くしてMPUの消費電力を低減し火災判定の精度を向上する。【解決手段】第1絶対値演算部10で炎のゆらぎ中心周波数を含む第1周波数帯域についてのみ、フーリエ変換による複素成分から絶対値演算によりパワースペクトル成分を演算し、比較部11でパワースペクトル成分の中に4.0Hz以下のピーク値がなければ終了処理部12で処理を終了し、第2絶対値演算部13による炎のゆらぎ中心周波数を含まない高周波側の第2周波数帯域の絶対値計算は行わない。
請求項(抜粋):
光エネルギーを受光して電気信号に変換する検知センサから出力された受光検知信号をプロセッサに入力し、高速フーリエ変換法を用いた周波数解析により火災を判定する火災検知器に於いて、炎の光エネルギーのゆらぎ中心周波数を含む第1周波数帯域と炎のゆらぎ中心周波数を含まず且つ前記第1周波数帯域よりも高周波側の周波数を含む第2周波数帯域の信号成分を含んだ受光検知信号を、所定のサンプリング周波数でサンプリングした後にフーリエ変換を行って実数部と虚数部をもつ複素スペクトル成分を求める演算を行う複素成分演算部と、前記複素成分演算部により複素スペクトル成分を算出した後に、前記第1周波数帯域の複素スペクトル成分の絶対値演算を行い第1周波数帯域のパワースペクトル成分を演算する第1絶対値演算部と、前記第1周波数帯域のパワースペクトル成分の中からピーク値を検出してそのピーク周波数を炎のゆらぎ中心周波数の上限に対応した所定の周波数閾値と比較する比較部と、前記ピーク周波数が前記周波数閾値を越えた場合に、火災が発生していないと判定して処理を終了する処理終了部と、前記ピーク周波数が前記周波数閾値以下の場合に、前記第2周波数帯域の複素スペクトル成分の絶対値演算を行い第2周波数帯域のパワースペクトル成分を演算する第2絶対値演算部と、前記第1周波数帯域のパワースペクトル成分の積算値と前記第2周波数帯域のパワースペクトル成分の積算値に基づいて火災の判定を行う火災判定部と、を備えたことを特徴とする火災検知器。
IPC (4件):
G08B 17/12 ,  G01J 1/42 ,  G01R 23/16 ,  G06F 17/14
FI (4件):
G08B 17/12 Z ,  G01J 1/42 C ,  G01R 23/16 B ,  G06F 17/14 A
Fターム (21件):
2G065AA04 ,  2G065AB02 ,  2G065BB25 ,  2G065BC35 ,  2G065BC40 ,  5B056AA04 ,  5B056BB13 ,  5B056CC03 ,  5C085AA12 ,  5C085AA13 ,  5C085AB01 ,  5C085AC14 ,  5C085BA35 ,  5C085CA02 ,  5C085CA17 ,  5C085DA16 ,  5C085EA04 ,  5C085EA38 ,  5C085EA51 ,  5C085FA35 ,  5C085FA38

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