特許
J-GLOBAL ID:200903035465658642
内歯プレートと外歯プレートの双方に摩擦材を具えた多板式摩擦係合装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木下 洋平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318445
公開番号(公開出願番号):特開平9-137833
出願日: 1995年11月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 多板式摩擦係合装置において、摩擦熱を吸収する熱容量を高め、小型化を図る。【解決手段】 多板式摩擦係合装置30の内歯プレート34に径方向外側の摩擦材41が固着され、外歯プレート35,39に径方向内側の摩擦材42が固着されている。外側の摩擦材41は外歯プレートに摩擦係合させられ、内側の摩擦材42は内歯プレートに摩擦係合させられ、摩擦係合によって生じる摩擦熱は、外歯プレート35,39と、内歯プレート34の双方に吸収される。従って、多板式摩擦係合装置全体の熱容量が高められ、摩擦材を長期間使用することができる。熱容量を従来と同一にした場合には、外歯、内歯プレートの配列長さを短くして、多板式摩擦係合装置を小型、軽量にすることができる。
請求項(抜粋):
内歯を有するプレートと外歯を有するプレートが交互に配列されその間に摩擦材が介在され前記両プレートが接近するように力を加えられたとき前記両プレート間において前記摩擦材を介してトルク伝達を行なう多板式摩擦係合装置において、前記両プレートの互いに対向する面の双方に前記摩擦材が互いに径方向内側と外側に固着されていることを特徴とする、多板式摩擦係合装置。
IPC (2件):
FI (2件):
F16D 13/52 Z
, F16D 69/00
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