特許
J-GLOBAL ID:200903035470706825

イオン交換樹脂及びこれを用いるビスフェノール類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288276
公開番号(公開出願番号):特開平11-124351
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 アセトンの転化率が高く、4,4′-ビスフェノールAの選択率が高く且つ良好な安定性を有する、フェノールとアセトンとの縮合反応によりビスフェノールAを製造するための触媒として有用な変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂及びこれを用いるビスフェノールの製造方法の提供。【解決手段】 1.下記一般式(I)で示されるメルカプトアミン化合物が強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂にイオン結合してなる変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂。【化1】(式中、Rは、水素原子、炭素数が1ないし4のアルキル基、炭素数が5ないし10のシクロアルキル基又は炭素数が6ないし15のアリール基を表し、a及びbは、それぞれ独立して、1ないし3の整数を表す)2.1項に記載の変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂の存在下、フェノール類とケトン類とを縮合させることを特徴とするビスフェノール類の製造方法。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で示されるメルカプトアミン化合物が強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂にイオン結合してなる変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂。【化1】(式中、Rは、水素原子、炭素数が1ないし4のアルキル基、炭素数が5ないし10のシクロアルキル基又は炭素数が6ないし15のアリール基を表し、a及びbは、それぞれ独立して、1ないし3の整数を表す)
IPC (4件):
C07C 37/20 ,  B01J 31/10 ,  C07C 39/16 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C 37/20 ,  B01J 31/10 Z ,  C07C 39/16 ,  C07B 61/00 300

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