特許
J-GLOBAL ID:200903035470796883
難燃性ポリカーボネート系樹脂組成物
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-108195
公開番号(公開出願番号):特開平7-316407
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【構成】 ポリカーボネート系樹脂100重量部に対し、分子内にエポキシ基を有するエポキシ変性ポリオレフィン系樹脂、又は少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とする末端重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重合体ブロックよりなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体のエポキシ変性物からなるエポキシ変性樹脂と、エポキシ基と反応し得る官能基を有するリン、窒素系化合物からなるノンハロゲン系難燃性化合物とを80:20〜20:80の比率で配合し、溶融反応させることにより得られるノンハロゲン系難燃剤を5〜50重量部配合してなる難燃性ポリカーボネート系樹脂組成物。【効果】 ポリカーボネート系樹脂の特徴を維持したまま難燃性が顕著に改善された新規な材料であり、通常の熱可塑性成形材料に用いられている加工方法、例えば射出成形、押し出し成形等により容易に成形品に加工され、耐衝撃性、成形性等の物性のバランスに優れた製品を与える。
請求項(抜粋):
(A)ポリカーボネート系樹脂100重量部に対し、下記に記載の(F)ノンハロゲン系難燃剤を5〜50重量部配合することを特徴とする難燃性ポリカーボネート系樹脂組成物。(B)分子内にエポキシ基を有するエポキシ変性ポリオレフィン系樹脂、少なくとも2個のビニル芳香族化合物を主体とする末端重合体ブロックと少なくとも1個の共役ジエン化合物を主体とする中間重合体ブロックよりなるブロック共重合体を水素添加して得られる水添ブロック共重合体のエポキシ変性物の中から選ばれた一種以上のエポキシ変性樹脂と(C)エポキシ基と反応し得る官能基を有するリン、窒素、ホウ素系化合物の中から選ばれた1種以上のノンハロゲン系難燃性化合物とを80:20〜20:80との比率で配合し、溶融反応させることにより得られる(F)ノンハロゲン系難燃剤。
IPC (7件):
C08L 69/00 LPN
, C08G 59/34 NHV
, C08G 59/34 NHW
, C08G 59/40 NJE
, C08G 59/40 NJL
, C08L 63/00 NJR
, C08G 59/14 NHB
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