特許
J-GLOBAL ID:200903035475754135

空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-051356
公開番号(公開出願番号):特開平7-001924
出願日: 1994年02月23日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】乗心地を損なわずにタイヤの通過騒音を低減する。【構成】カーカス6と、ベルト層7と、カーカス6の内側に配されるインナーライナ11とを具え、サイドウォール部3におけるインナーライナ11の内壁面10に、規制された位置に設ける内方点Aと外方点Bとの間に損失正接(tan δ)が0.15〜0.25のゴム組成物からなるライニングストリップ9を貼着するとともに、このライニングストリップ9のタイヤ最大巾における厚さTを、インナーライナ11を含むサイドウォール部3の厚さtの0.15倍以上かつ0.55倍以下として、タイヤ走行によりサイドウォール部に作用する加振力を吸収し、タイヤから発する騒音を低下させる。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周りを折返すとともに有機繊維コードをラジアル配列したカーカスプライを有するトロイド状のカーカス、トレッド部の内部かつカーカスの半径方向外側に配されるベルト層、ビードコアの半径方向外向き面から前記カーカスの本体部と折返し部との間を立上がるとともに硬質のゴムからなるビードエーペックス、及び前記カーカスの本体部の内側に配されかつゴムからなるインナーライナを具える空気入りラジアルタイヤであって、前記ベルト層は、半径方向内、外に配される2枚のベルトプライからなり、これらの内、外のベルトプライの各ベルトコードは、互いに交差させる一方、前記サイドウォール部におけるインナーライナのタイヤ内腔に向く内壁面に、ビードベースラインLから半径方向外方にタイヤ断面高さHの0.20〜0.30倍の距離HLを隔てる内方点Aと、前記ビードベースラインLからタイヤ断面高さHの0.70〜0.85倍の距離HUを隔てる外方点Bとの間に、ゴムの損失正接(tan δ)が0.15以上かつ0.25以下のゴム組成物からなるライニングストリップを貼着するとともに前記ライニングストリップは、タイヤ最大巾位置における厚さを、インナーライナを含むサイドウォール部の厚さの0.15倍以上かつ0.55倍以下としたことを特徴とする空気入りラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 13/00 ,  B60C 5/00 ,  B60C 5/14
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開平2-127101
  • 特開昭63-154410
  • 特開平3-157210
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