特許
J-GLOBAL ID:200903035476981100

腐植による汚水の脱臭および浄化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 征四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218031
公開番号(公開出願番号):特開平5-038498
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 下水、し尿等の排水を活性汚泥処理する場合の臭気の発生を防止する。【構成】 下水、し尿等汚水に、エンザイム腐植粉体と同量の硫酸第1鉄のような2価の鉄塩類を混合した腐植鉄塩類混合粉体を当該汚水量の1万分の1以上加えるか、またはエンザイム腐植粉体の30%水抽出液に30%の硫酸第1鉄のような2価の鉄塩類を溶解させた腐植鉄錯体溶液を1万分の3以上加えた後、毎分0.3m3内外の通気攪拌または1万分の1以上の過酸化水素水を注加して、1分間以上激しく攪拌することにより、臭気を酸化分解する。
請求項(抜粋):
下水、し尿等の生物および当該排泄物に由来する汚水に、エンザイム腐植粉体と同量の硫酸第1鉄のような2価の鉄塩類を混合した腐植鉄塩類混合粉体を当該汚水量の1万分の1以上加えるか、またはエンザイム腐植粉体の30%水抽出液に30%の硫酸第1鉄のような2価の鉄塩類を溶解させた腐植鉄錯体溶液を1万分の3以上加えた後、毎分0.3m3内外の通気攪拌または1万分の1以上の過酸化水素水を注加して、1分間以上激しく攪拌することにより、当該汚水中の有機物とエンザイム腐植中の有機物複合体の鉄錯体との間に異種間縮合を行わせ、次いで活性酸素を発生させることにより、臭気を酸化分解、酸化による不揮発性化または縮合物化して脱臭するとともに、懸濁性粒子、ならびに蛋白質、アミノ酸、有機酸、および糖類を沈降性固形物化および液状巨大高分子とし、処理系外に除去できる形態または次工程で浄化しやすい形態にすることを特徴とする腐植による汚水の脱臭および浄化法。
IPC (2件):
C02F 3/12 ,  C02F 11/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-163792

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