特許
J-GLOBAL ID:200903035486056600

耐熱衝撃性構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-284644
公開番号(公開出願番号):特開平6-137108
出願日: 1992年10月22日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 充分な耐熱衝撃性と耐食性とを有すると共に、製造が容易でありかつ安価な耐熱衝撃性構造を提供する。【構成】 弁座2は、マルテンサイト系または析出硬化系のステンレス鋼からなる本体2aと、この本体2aの表面に被覆された被覆部15とから構成される。被覆部15は、セラミックスとステライトとの2種の材料から構成され、これらの材料の含有比率が被覆部15の肉厚方向に沿って連続的に変化する傾斜機能材料である。セラミックスの含有率は、傾斜機能材料15の表面15aでは100%で、境界面15bに向って徐々に減少し、境界面15bでは0%となる。
請求項(抜粋):
急激な温度変化を起こす流体が流通する流路に配置された部材の耐熱衝撃性構造において、上記部材は基盤材料からなる本体と上記本体の表面を被覆する被覆部とから構成され、上記被覆部は上記流体に接触する表面から上記本体に接触する境界面に向って材料成分が徐々に変化する傾斜機能材料から構成され、上記傾斜機能材料は、上記表面において優れた耐食性と小さな線膨張係数とを有し、上記線膨張係数が上記表面から上記境界面に向って徐々に大きくなるように上記材料成分が選定されていることを特徴とする耐熱衝撃性構造。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-145503
  • 特開平3-061304
  • 特開昭62-156938

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