特許
J-GLOBAL ID:200903035489561364

ポリマー樹脂のバツクボーンを改質する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-148696
公開番号(公開出願番号):特開平8-311189
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【課題】 ポリマー樹脂(エステルおよび/またはカーボネート結合を含む)が改質分子構造を有する樹脂に容易に変換される方法を開示する。【解決手段】 従って、任意に触媒の存在下、好適には押出し加工で、該ポリマー樹脂と環状カーボネート(モノマーまたはオリゴマー)のエステル交換を溶融状態で行う。注目すべきは、本発明の方法を用いて多様な官能基のいずれかを含んでいてもよい環状カーボネートを該ポリマーの構造内に挿入させることで構造および樹脂特性の改質を行うことができる。このようにして該樹脂に与える有利な開示する改質の中には、熱安定性を改良すること、流動性および光学特性を変化させることなどがある。
請求項(抜粋):
改質樹脂の製造方法であって、(i)エステル結合およびカーボネート結合から成る群から選択される少なくとも1員を含む繰り返し単位を有するポリマー樹脂と(ii)約80-10000g/モルの分子量を有していて【化1】[ここで、XおよびRは、独立して、ジヒドロキシ化合物またはビスクロロホルメートの脂肪族、環状脂肪族または芳香族残基を表し、Yは、三官能または四官能の求核基を表し、そしてn、n1、n2およびn3は、独立して、0から16の整数を表す]に従う少なくとも1種の環状カーボネートのエステル交換反応を溶融状態で行うことを含むが、但しRがヒドロキノンの残基である上記(I)に従う環状カーボネートとポリカーボネート樹脂のエステル交換は除外する方法。
IPC (2件):
C08G 63/91 NLL ,  C08G 64/42 NPZ
FI (2件):
C08G 63/91 NLL ,  C08G 64/42 NPZ

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