特許
J-GLOBAL ID:200903035494222861
移動通信用端末及びその不正使用規制方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-016915
公開番号(公開出願番号):特開平11-215553
出願日: 1998年01月29日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】PHS、携帯電話等の移動通信用端末を電源を投入したままで紛失した場合等の不正使用の防止を、正規利用者の操作性を悪化させずに可能とする。【解決手段】ダイアル番号規制チェック処理部12は、キー操作部10より入力された情報から着信先ダイアル番号を取り出し、ダイアル番号リスト13に登録されているかチェックする。登録済みならば、呼接続処理部16を介して発信処理を行う。未登録ならば、暗証番号入力を要求する。暗証番号が規定時間内に入力されたら、照合チェック部14を介して登録暗証番号と照合を行う。照合結果が正常ならば、ダイアルされた番号をダイアル番号リスト13に追加登録し発信処理を行う。照合結果が異常または暗証番号の入力がタイムオーバーした場合は、発信処理を中断する。不正使用者と正規加入者が同一番号をダイアルするケースはまれと考えられ、正規利用者の操作性を悪化させずに不正使用を防止する。
請求項(抜粋):
移動通信システムの移動局として用いられ、利用者を特定するための暗証番号を入力することにより無線基地局を介した通信を可能とする移動通信用端末において、ダイアル番号及び暗証番号を含む情報の入力及び出力を行う入出力手段と、あらかじめ登録された暗証番号と前記入出力手段より入力された暗唱番号とを照合する暗証番号照合手段と、過去に発信したダイアル番号を登録するダイアル番号登録手段と、前記入出力手段からダイアル番号が入力されると、前記ダイアル番号登録手段を参照しこの入力されたダイアル番号が新規ダイアル番号かチェックし、新規ダイアル番号ならば前記入出力手段を介して暗証番号の入力要求を行い、暗証番号が入力されると前記暗証番号照合手段を介して前記あらかじめ登録された暗証番号と照合し、暗証番号が一致しない場合は不正使用として発信を禁止するとともに、これら暗証番号が一致した場合並びに前記入力されたダイアル番号が前記ダイアル番号登録手段に登録済みの場合は正規使用として発信を許可するダイアル番号規制チェック手段とを備えることを特徴とする移動通信用端末。
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