特許
J-GLOBAL ID:200903035498453493

加水分解酵素の検定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147281
公開番号(公開出願番号):特開平5-194591
出願日: 1992年06月08日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【構成】 基質の切断部位の一方の側に樹脂-結合化合物を結合させ、そしてこの切断部位の反対の側にリポーター分子を結合させ;この修飾された基質とその加水分解酵素を、所望により試験阻害物質または試験活性化物質の存在下に複数ウェルプレート中でインキュベートし;このインキュベート溶液を、多孔性膜で隔てられた上室と下室を有する第2の複数ウェルプレートであって、その上室が樹脂-結合化合物と結合しうる樹脂ビーズを含んでいるプレートに移し;この第2のプレートのウェルを濾過および洗浄し;そしてプレートからの放射を読み取る;ことからなる加水分解酵素活性の検定法が提供される。さらに、本検定法に有用なプロテアーゼ基質が提供される。【効果】 本検定法は、加水分解酵素の基質がその切断部位の両側に酵素認識部位を有している場合に、複数試料中の該加水分解酵素の活性を迅速に測定することができる。
請求項(抜粋):
加水分解酵素の基質がその切断部位の両側に酵素認識部位を含んでいる場合に、複数試料中の該加水分解酵素の活性を迅速に測定するための方法であって、(a)複数の反応室において、加水分解酵素を該加水分解酵素の基質とインキュベートし(ここで、該基質はその切断部位の一方の側が樹脂-結合化合物と結合しており、その切断部位の反対の側がリポーター化合物と結合している);(b)このインキュベート溶液を該複数ウェルプレートのそれぞれのウェルから第2の複数ウェルプレートのウェルに移し(ここで、このウェルは多孔性膜で隔てられた上室と下室を有し、このウェルの上室のそれぞれは該樹脂-結合化合物に不可逆的に結合しうる樹脂ビーズの溶液または懸濁液を含み、そして、該樹脂ビーズの大きさは、樹脂と結合した基質またはその加水分解された樹脂と結合した部分が該膜を通過しえない大きさである);(c)該2室のウェルのそれぞれを同時に濾過および洗浄し;そして(d)該第2のプレートのそれぞれのウェル中の放射を測定する;ことを特徴とする方法。
IPC (6件):
C07K 7/06 ,  C07K 7/08 ,  C12Q 1/34 ,  G01N 21/78 ,  C12Q 1/37 ,  C07K 99:00

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