特許
J-GLOBAL ID:200903035504644964
音源位置標定装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
工藤 宣幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-202379
公開番号(公開出願番号):特開平7-055914
出願日: 1993年08月16日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 偽の音源情報が最終的な標定結果に含まれることを防止し、標定精度を向上させる。【構成】 複数音源からの音響は全ての音響電気変換手段2-1〜2-6に同じ順番で到着するとは限らない。グルーピング発生手段6は、各音響電気変換手段による受信波形の到着順番組合わせを複数組候補として発生する。標定演算手段7は、各組合わせについて、同一音源に関するものかを確認しつつ、受信波形間の受信時刻差から音源位置を得て2次処理手段9に出力する。確認しても偽の組合わせは残り得る。2次処理手段は、複数の組合わせを、受信波形の順番に基づいて音源同一という観点で分類し、同一分類に属した複数の組み合わせの各受信波形を到着順番で集計する。2次処理手段は、分類内で出現回数が少ない受信波形を含む組合わせを、異なる音源に係る受信波形を含む偽の組合わせとして排除し、最終の音源位置標定結果を得る。
請求項(抜粋):
1又は2以上の音源が発生する音響を捕捉する複数個の音響電気変換手段と、各音響電気変換手段から出力された受信波形の出力順番の組み合わせ情報を複数組発生するグルーピング発生手段と、その組み合わせ情報が同一音源に係る受信波形の組み合わせになっている可能性が高いか否かを確認しつつ、その組み合わせ情報に係る受信波形の受信時刻差から音源位置を得る標定演算手段とを備えて、1又は2以上の音源の位置を標定する音源位置標定装置において、上記標定演算手段で同一音源に係る受信波形の組み合わせになっている可能性が高いと判断された複数の組み合わせ情報を、受信波形の出力順番に基づいて分類すると共に、同一分類に属した複数の組み合わせ情報における受信波形の出力順番の出現回数に基づいて、上記標定演算手段で同一音源に係る受信波形の組み合わせになっている可能性が高いと判断された複数の組み合わせ情報から偽の組み合わせ情報を特定し、それを排除して最終の音源位置標定結果を得る2次処理手段を設けたことを特徴とする音源位置標定装置。
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