特許
J-GLOBAL ID:200903035508844348
レンズ等の球面形状の加工方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219959
公開番号(公開出願番号):特開平11-048116
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 総型工具の形状精度を維持することにより、レンズ等の球面形状を生産開始当初から安定して一定の曲率半径の球面に連続加工することができるレンズ等の球面形状の加工方法を提供する。【解決手段】 実加工における目標ΔH(寸法)に対する公差を考慮し、自工程のΔHの設定値(ΔHx)に対する前工程のΔHの設定値(ΔHy)を、自工程の持っているΔHの許容公差幅(±a)の1/2と、前工程の持っているΔHの許容公差幅(±b)の1/2の和に0〜1μmを加えた数値だけ小さく設定するように、各工程のΔHを設定することにより、球面レンズ等の球面形状2(ΔHy、すなわち曲率半径Ry)と総型工具1(ΔHx、すなわち曲率半径Rx)のΔH差を必要最小限として、加工初期の当たり具合を適正とし、総型工具の偏摩耗を生じさせることなく、被加工レンズの連続安定加工を可能とする。
請求項(抜粋):
複数の加工工程を施すことにより、被加工材料の表面粗さを徐々に向上させて球面形状を仕上げる球面形状の加工方法において、各加工工程の球面の曲率半径の設定を、簡易曲率計による球面の頂点から弦までの高さについてのマスターとなる球面原器との差ΔHにより管理し、自工程のΔHの設定値に対する前工程のΔHの設定値を、自工程の持っているΔHの許容公差幅の1/2と前工程の持っているΔHの許容公差幅の1/2の和に0〜1μmを加えた数値だけ小さくなるように設定することを特徴とする球面形状の加工方法。
IPC (2件):
FI (2件):
B24B 13/02 C
, B24B 49/06
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