特許
J-GLOBAL ID:200903035516314021

ブレーキ液圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125028
公開番号(公開出願番号):特開平9-301144
出願日: 1996年05月20日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 予めホイールシリンダ側の液圧を逃がすことにより、アンチロックブレーキ機能を良好にかつ細かく作動させる。【解決手段】 外部液圧供給源4とホイールシリンダ3との間に液圧制御弁8を設ける。液圧制御弁8からの液圧を段差プランジャ16を介してホイールシリンダ3へ作用させる倍力装置15を設ける。液圧制御弁8からの制御液圧が所定圧に達しない場合に、マスターシリンダ2とホイールシリンダ3とを連通させるフェールセーフ弁21を設ける。各車輪の回転速度を検出する速度センサ26からの検出データに基づいて、液圧制御弁8を制御して各車輪のロックを防止するアンチロックブレーキ機能を作動させるとともに、アンチロックブレーキ機能の作動開始時に、フェールセーフ弁21を開放駆動させる制御装置11を設ける。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの操作によって液圧を発生するマスターシリンダと、外部液圧供給源と、この外部液圧供給源とホイールシリンダとの間に設けられ、前記外部液圧供給源からホイールシリンダに作用する制御液圧を前記マスターシリンダ液圧に応じて制御する液圧制御弁と、該液圧制御弁と前記ホイールシリンダとの間に設けられ、前記液圧制御弁からの液圧をプランジャを介して前記ホイールシリンダへ作用させる遮断機構と、前記マスターシリンダと前記ホイールシリンダとの間に設けられて、これらマスターシリンダとホイールシリンダとを連通させるフェールセーフ弁と、前記液圧制御弁及び前記フェールセーフ弁に駆動電流を供給することにより、これら液圧制御弁及びフェールセーフ弁を制御する制御装置と、各車輪の回転速度を検出して前記制御装置へ検出データを出力する速度センサとを有し、前記制御装置が、前記速度センサからの検出データに基づいて、前記液圧制御弁の駆動を制御して前記車輪のロックを防止するアンチロックブレーキ機能を作動させるブレーキ液圧制御装置であって、前記制御装置は、前記アンチロックブレーキ機能の作動開始時に、前記ホイールシリンダ側の液圧を前記マスターシリンダ側へ逃がすべく、前記フェールセーフ弁を開放駆動させることを特徴とするブレーキ液圧制御装置。

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