特許
J-GLOBAL ID:200903035518451964

活線電力ケーブルの絶縁劣化診断方法、及びこれを用いた絶縁劣化診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323115
公開番号(公開出願番号):特開平10-160778
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 水トリーによる真の劣化信号を意味する極めて微小な電流成分を検出し、絶縁劣化に対する精度の高い診断を行う活線電力ケーブルの絶縁劣化診断方法、及びこれを用いた絶縁劣化診断装置を提供すること。【解決手段】 活線下で測定対象とする電力ケーブル23の金属遮へい層23aと接地間に交流電源12によって商用周波数の整数倍±a(0<a≦10)[Hz]の周波数の交流重畳信号を印加する第1工程と、略100[kΩ]乃至略1[MΩ]の抵抗値を有する挿入抵抗を金属遮へい層23aと接地間に接続する第2工程と、挿入抵抗を接続した状態で、検出信号12aを測定する第3工程と、検出信号12a基づいて絶縁劣化の程度を活線状態で診断する第4工程とを少なくとも有する活線電力ケーブルの絶縁劣化診断方法、及びこの方法を用いた絶縁劣化診断装置10。
請求項(抜粋):
電力ケーブルの絶縁特性を評価する絶縁劣化診断方法において、商用周波数の交流電力が印加されて運転状態にある活線下で測定対象とする電力ケーブルの金属遮へい層と接地間に交流電源によって商用周波数の整数倍±a(0<a≦10)[Hz]の周波数の交流重畳信号を印加する第1工程と、所定の抵抗値を有する挿入抵抗を前記金属遮へい層と接地間に接続する第2工程と、前記挿入抵抗を接続した状態で、前記電力ケーブルから前記交流電源を介して接地に流れる検出信号を測定する第3工程と、前記検出信号の電流値に基づいて前記電力ケーブルの絶縁劣化の程度を活線状態で診断する第4工程とを少なくとも有する、ことを特徴とする活線電力ケーブルの絶縁劣化診断方法。
IPC (2件):
G01R 31/02 ,  G01R 31/12
FI (2件):
G01R 31/02 ,  G01R 31/12 B

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