特許
J-GLOBAL ID:200903035519061426

蓄積中継テレメータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-274985
公開番号(公開出願番号):特開平5-091106
出願日: 1991年09月27日
公開日(公表日): 1993年04月09日
要約:
【要約】【目的】 蓄積中継テレメータシステムにおいてシステム全体の信頼性を向上させることを目的とする。【構成】 各観測局ではその前方2局からの呼出信号と後方2局からの応答信号とを受信蓄積しておいて、隣接局障害の場合は障害局以外の局から受信して蓄積してあった信号を利用して中継を行う。
請求項(抜粋):
n局(nは複数の整数)の観測局のデータを共通の監視局からの呼出信号に対応する応答信号として無線回線を介して当該監視局に伝送する場合に、上記呼出信号も上記応答信号も各観測局により蓄積中継される蓄積中継テレメータシステムにおいて、上記監視局を出発点とし、局相互間に最も信頼できる無線通信回線が構成できる順序で上記n局の観測局に1〜nの番号を付し、監視局からは少なくとも第1,第2の観測局に対し通信可能であり、第k(kは1〜n内の任意の整数)観測局からは少なくとも第(k-2),第(k-1),第(k+1),第(k+2)(但し、これらの数字のうち、0以下のものとn+1以上のものを除く、以下、同じ)の観測局に対し通信可能となるようにし、監視局から送信した呼出信号は第1観測局で受信して蓄積し、予め定める基準時間t時間後に第2観測局に向けて中継送信し、第2観測局は第1観測局の送信を受信して蓄積しt時間後に第3観測局に向けて中継送信し、このようにして上記呼出信号が第n観測局で受信蓄積された後、第n観測局は応答信号を第(n-1)観測局に向けて送信し、第(n-1)観測局は第n観測局の応答信号を受信して蓄積し自局の応答信号を加えた応答信号としてt時間後に第(n-2)観測局に向けて送信し、このようにして第1観測局は全観測局の応答信号を集めた応答信号を監視局への応答信号として送信する手段、第k観測局は第(k-2)及び第(k-1)観測局からの呼出信号を受信して蓄積し、第(k-2)観測局からの呼出信号の受信後t時間を経過しても第(k-1)観測局からの呼出信号を受信できないときは、第(k-2)観測局からの呼出信号の受信から2t時間後、先に蓄積した第(k-2)観測局からの呼出信号を中継送信する手段、第k観測局は第(k+2)及び第(k+1)観測局からの応答信号を受信して蓄積し、第(k+2)観測局からの応答信号の受信後t時間を経過しても第(k+1)観測局からの応答信号を受信できないときは、第(k+2)観測局からの応答信号の受信から2t時間後、先に蓄積した第(k+2)観測局からの応答信号に自局の応答信号を付加した応答信号を送信する手段、を備えたことを特徴とする蓄積中継テレメータシステム。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 9/00 311

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