特許
J-GLOBAL ID:200903035520890444

熱可塑性ポリエステル樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-194806
公開番号(公開出願番号):特開平7-048486
出願日: 1993年08月05日
公開日(公表日): 1995年02月21日
要約:
【要約】【構成】本発明の熱可塑性ポリエステル樹脂組成物は、熱可塑性ポリエステル樹脂100重量部と、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が0.01〜10重量%のグラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体5〜200重量部とからなる。このグラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体は、1-ブテン含量が15〜25モル%、極限粘度[η]が0.5〜3.5dl/g、ガラス転移温度が-50°C以下、結晶化度が20%未満であり、かつ、13C-NMR法により求めた、共重合モノマー連鎖分布のランダム性を示すパラメータ(B値)が1.0〜1.4であるエチレン・1-ブテンランダム共重合体のグラフト変性物である。【効果】上記組成物は、溶融流動性に優れ、すなわち成形性に優れており、耐低温衝撃性および剛性に優れた成形体を提供することができる。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリエステル樹脂(A)100重量部と、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が0.01〜10重量%のグラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体(B)5〜200重量部とからなり、該グラフト変性エチレン・1-ブテンランダム共重合体(B)は、(a)1-ブテン含量が15〜25モル%であり、(b)135°Cデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.5〜3.5dl/gであり、(c)ガラス転移温度(Tg)が-50°C以下であり、(d)X線回折法により測定した結晶化度が20%未満であり、かつ、(e)13C-NMR法により求めた、共重合モノマー連鎖分布のランダム性を示すパラメータ(B値)が1.0〜1.4であるエチレン・1-ブテンランダム共重合体のグラフト変性物であることを特徴とする熱可塑性ポリエステル樹脂組成物。
IPC (2件):
C08L 23/26 LDA ,  C08L 67/02 LPB

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