特許
J-GLOBAL ID:200903035524345149
回転流体機械の静翼
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-023781
公開番号(公開出願番号):特開平9-209708
出願日: 1996年02月09日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 従来の蒸気タービンの静翼においては振動の構造的な減衰が小さいため、何らかの理由で1枚の翼が振動したときに翼間の蒸気流れを介して隣接する翼同士が相互に作用を及ぼし合い、次第に大きな振動に成長することがある。例えば、隣接する翼が同一の振動数で逆相で振動する場合には翼間における蒸気の通路面積が翼の振動と同一周期で変化するために蒸気の流れと翼の振動との相互作用が起こって翼間の蒸気の流れが翼に不安定な力を与えることがある。この不安定な力により翼に大きな自励による振動が発生し、翼が破損することもある。【解決手段】 翼両端を固定して装着される回転流体機械の静翼における翼両端から翼長さ方向に穿設された孔内に被挿入物が挿入され孔との間に相対的な滑りを生じるようにする。
請求項(抜粋):
翼両端を固定して装着される回転流体機械の静翼において、上記翼両端から翼長さ方向に穿設された孔と、該孔内に挿入され上記孔との間に相対的に滑りを生じる被挿入物とを備えたことを特徴とする回転流体機械の静翼。
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