特許
J-GLOBAL ID:200903035530664531

ハイブリット車輌における油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-017987
公開番号(公開出願番号):特開平5-330349
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】エンジン伝達系のオイルを電気モータの冷却用として有効に利用して、電気モータの性能及び寿命を向上し、かつエンジン走行時の入力クラッチ等の係合圧を確保すると共に、モータ走行時、ライン圧を低下してポンプによる動力損を減少する。【構成】エンジン走行モードにあっては、クラッチコントロールバルブ62のポートaとb,cとdを連通して、入力クラッチC1を接続すると共にトルクコンバータ4に油路Bのオイルを供給する。実に、入力クラッチCー1の油圧を油路Tを介してレギュレータバルブ63に供給して、該バルブ63をライン圧Aが判定量ブーストするように調圧する。モータ走行モードにあっては、ポートaとb,cとdを遮断して、入力クラッチを切ると共に、コンバータ4へのオイル供給を停止する。また、レギュレータバルブ63のポートkとr全通して、ポンプ19からのオイルを全量油路Bに供給し、更にコイル冷却用油路Dに供給する。
請求項(抜粋):
内燃エンジンの出力を流体伝動装置及び入力クラッチを介して駆動輪に伝達するエンジン伝達系と、電気モータの出力を前記駆動輪に伝達するモータ伝達系と、を備えてなるハイブリット車輌における油圧制御装置において、油圧ポンプ及びライン圧油路に連通するライン圧ポートと、2次圧油路に連通する2次圧ポートと、ドレーンポートとを備え、これらポートを適宜連通制御するプレッシャレギュレータバルブと、前記2次圧油路に連通する第1のポートと、前記流体伝動装置に連通する第2のポートとを備え、これら第1のポート及び第2のポートを連通状態又は遮断状態に切換え制御する切換えバルブと、前記電気モータに、該モータのコイル冷却用のオイルを導くモータ冷却用油路と、前記エンジン伝達系が機能するエンジン走行モードと、前記モータ伝達系が機能するモータ走行モードとに切換え・判断する走行モード判断手段を有する制御部と、備え、前記エンジン走行モードにあっては、前記プレッシャレギュレータバルブの各ポートを所定割合にて連通して、前記ライン圧油路の油圧を所定ライン圧に調圧すると共に、前記2次圧油路に所定2次圧を発生し、かつ前記切換えバルブを連通状態として、該2次圧油路のオイルを前記流体伝動装置に供給し、また、前記モータ走行モードにあっては、前記プレッシャレギュレータバルブのライン圧ポートと2次圧ポートとの連通割合を増加すると共に、前記切換えバルブを遮断状態として、前記油圧ポンプからのオイルを前記2次圧油路を介して前記モータ冷却用油路に供給する、ことを特徴とするハイブリット車輌における油圧制御装置。
IPC (2件):
B60K 11/02 ,  F02B 61/00

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