特許
J-GLOBAL ID:200903035534026840

静止衛星追跡用簡易型測角システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 詔男 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130128
公開番号(公開出願番号):特開平10-319107
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 計測精度を向上でき、安価でかつ容易にシステムを構築する。【解決手段】 主系では、主系大型空中線4で受信した受信搬送波信号をダウンコンバータ9aによって周波数変換した後、追尾受信装置5で主系受信搬送波の位相を捕捉し、それを基準位相(ωt)として同期した信号を得る。一方、副系では、副系小型空中線3で受信した、位相(ωt+φ)を持つ受信搬送波信号をダウンコンバータ9bで周波数変換する。位相差計測装置10は、上記追尾基準位相信号をsin成分とcos成分に分離し、それぞれを副系からの上記IF信号と乗算した後、積算処理を施す。位相計測部14は、上記sin成分とcos成分の信号に対してtan-1を計算し、主系と副系における受信搬送波の位相差φを計測する。計算機15は、空中線指向角度読み取り装置の角度データおよび位相差φに基づいて地上局から見た静止衛星方向の角度θを算出する。
請求項(抜粋):
地上局から見た静止衛星方向の角度計測を行う静止衛星追跡用簡易型測角システムにおいて、前記静止衛星の送信搬送波信号を受信する大型空中線と、前記大型空中線に所定の距離を隔てて配設され、前記静止衛星の送信搬送波信号を受信する小型空中線と、前記大型空中線の受信搬送波と前記小型空中線の受信搬送波との位相差を求める位相差計測手段と、前記位相差計測手段により計測された位相差に基づいて、静止衛星の送信搬送波信号の到来角を演算する演算手段とを具備することを特徴とする静止衛星追跡用簡易型測角システム。
IPC (2件):
G01S 3/48 ,  G01S 7/02
FI (2件):
G01S 3/48 ,  G01S 7/02 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-027669
  • 特開昭63-223584

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